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三陸北部森林管理署久慈支署「署長が語る!」平成27年4月 三陸北部森林管理署久慈支署 署長 小向 克之 管内の概要三陸北部森林管理署久慈支署は、岩手県北東部に位置し、久慈・閉伊川森林計画区内の国有林およそ9万4千haのうち、計画区域の北部およそ2万7千haを管理しています。
一方、南部アカマツの系統をくむ形質優良な林分(久慈市侍浜地区、岩泉町安家地区の2カ所)を植物群落保護林に指定し、保全しています。
外部機関との連携岩手県内では近年カラマツの造林需要が高まる中、カラマツ種子の安定的な確保に苦慮している状況です(岩手県内の民有林では、再造林のおよそ7割がカラマツを植栽とのこと)。このような背景もあり、岩手県、林木育種センター東北育種場、当支署とが協力して、国有林内にある旧採種園を活用した取組を検討しているところです。
また、アカマツの復権とブランド強化のため、南部アカマツ振興センター(事務局:久慈地方森林組合内)が中心となり、アカマツ人工林森林施業技術交流会を開催するなど、利用状況や販売、需要の動向、採材検証による有利販売の検討、今後の施業展開等について、当支署を含め各関係機関と意見交換を実施しています。
管内での動き木質バイオマス関連事業 当支署管内では、野田村と久慈市で造成工事が進められています。
みちのく潮風トレイル
見どころ管内には、日本最大規模と言われる白樺林やレンゲツツジの群生地で知られる平庭高原があり、観光名所になっています。
また、管内には安家洞、近隣には龍泉洞と有名な鍾乳洞があります。そのほかにも県指定天然記念物の内間木洞があります。総延長は6,350mで全国5番目の長さです。一般公開しておらず、年2回の観察会のみです。冬の観察会では美しい氷筍が楽しめます。
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三陸北部森林管理署久慈支署
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