ホーム > 森林への招待状 > 署長が語る! > 署長が語る!岩手南部森林管理署長
岩手南部森林管理署「署長が管内を語る!」平成26年10月 岩手南部森林管理署 署長 池田 敏 管内の概要当国有林は、北上川中流森林計画区のうち、奥州市など4市3町を包括し、岩手県の南西部、北上川流域の中流を占める地域にあり、その大部分は焼石岳、和賀岳、栗駒山等の奥羽山脈を構成しています。 民有林と国有林の連携平成26年9月に「県南広域振興局および管内市町村と連携した現地検討会」を開催し、県の林業普及指導員と各市町村林務担当者ならびに全森林官が一堂に会し、各機関の取組の情報共有を図り、引き続き民国一体となった森林施業の推進等を図ることとしました。
特に、ナラ枯れ被害は、県南地域では近年、国有林・民有林で毎年被害が発生していることから、その被害状況とナラ枯れ被害対策状況について情報共有するとともに、県南広域振興局と協定締結している「ナラ枯れ被害対策の連携強化に関する協定」をもとに、今年度も県南広域振興局・管内各市町村・岩手南部森林管理署が連携して監視強化に努め、被害木の早期発見と被害木の確実な処理に努めることとしております。
また、平成20年6月の岩手宮城内陸地震被害箇所・民有林直轄地すべり防止事業現地において、当署治山事業担当から地域の安全・安心に向けたこれまでの復旧対策状況を説明しました。
協定締結による国民参加の森林づくり遊々の森の協定を締結している「カタクリの会」は、「星めぐりの森」において、毎年、幅広い参加者を対象に、ミズナラなど広葉樹の種子集めやポット苗づくり、育てた苗木を国有林内の未利用牧草地への植樹など、森林の再生活動に取り組んでいます。そのことが評価され平成26年度国民の森林づくり推進功労者に対する感謝状贈呈式において、局長感謝状を受賞しました。
平泉町には平成23年に世界文化遺産へ登録された中尊寺など歴史ある神社・仏閣が多く建立されています。
そのほかの国民参加の森林づくり地域の各種団体や教育機関等と連携のもと、各種協力を行っています。
おわりにこのような取り組みを通じて、森林の公益的機能の発揮や地域林業・木材産業の再生・発展のため、県や市町村、民有林等地域の方々とさらに連携を深め、地域からの期待に応えられるよう努めて参ります。 |
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