ホーム > 報道・広報 > 災害関連情報 > 岩手・宮城内陸地震に関する情報 > 岩手・宮城内陸地震に係る荒砥沢地すべり対策と大規模地すべりにより出現した地形・景観の活用に関する検討会(第1回)の開催について
平成21年7月30日
東北森林管理局
宮城県栗原市の荒砥沢地すべりは、岩手・宮城内陸地震で発生した山地災害のうち最も大規模な地すべりで、幅900m、斜面長1,300m、面積98ha、滑落崖の最大落差150mという、日本で発生が確認された中で最も大規模な地すべりです。
荒砥沢地すべり対策については、「岩手・宮城内陸地震に係る山地災害対策検討会」(平成20年12月最終報告)でその方針(基本的な考え方)が示され、当面の対策として、排水対策、滑落崖の安定化対策、末端ブロックの地すべり対策が現在進められています。
当面の対策が完了した後については、施工効果を踏まえ必要な対策を講じていくこととしていますが、その際は他に類をみない滑動形態等を有する当該地を防災教育等の活動に利用しうるよう保全するなど、当該地すべり地の今後の活用を踏まえた対策を講じる必要があり、これらについて総合的な検討を要することから、地域関係者、学識経験者等による指導、助言を頂くため「岩手・宮城内陸地震に係る荒砥沢地すべり対策と大規模地すべりにより出現した地形・景観の活用に関する検討会」の開催についてお知らせします。
平成21年8月4日(火曜日)10時00分~11時30分
栗原市栗駒総合支所(宮城県栗原市栗駒岩ケ崎円鏡寺後155番地)大会議室
荒砥沢地すべり対策及び今後の活用について