ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 森林(もり)のご案内 > ここが見所 > 女甑(めこしき)の大カツラ
女甑山の東の裾野に位置し、幹周り13.4mで、地元の口伝えでは及位(のぞき)マタギから崇められてきた御神木といわれ、巻物をこのカツラに秘蔵し山入りの際には必ず呪文を唱えたと言われています。
この一帯は平安時代まで一大霊山として栄え、周辺にはかなりの修験者がいましたが、勢力拡大を恐れた中央権力によって閉山されたとも伝えられています。
過去に周囲の天然木が伐採されましたが、現在はブナを主体とした二次林となっており、遊歩道が整備され、春の新緑、秋の紅葉と森林浴を満喫できます。
女甑の大カツラは林野庁の「森の巨人たち100選」に選定されており、真室川町、最上広域森林組合、甑山探究会などからなる「保全協議会」が設置され、その保護・保全事業が行われています。
JR新庄駅東口から車で国道13号線~主要地方道35号線~前森山林道経由で約60分、さらに徒歩20分。
最上支署
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