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山形森林管理署最上支署の見所

名称「幻想的な山ノ内杉」

 

山ノ内杉 最上川

 

見所の概要

当支署は山形県の東北部に位置し、陸路での出入り口はおもに4箇所、国道と鉄道が当支署管内を東西南北に貫いています。

そのうちの西側、酒田市方面から国道47号線を経由して車を走らせてみましょう。

東進していると左手に最上川が寄り添い、しだいに左右両側に山が迫って最上川と国道を挟み込む「最上峡」に入ります。

JR陸羽西線高屋駅の入口を通過すると国道右手から前方の山の斜面にかけて、広葉樹に混じって古木の風格を漂わせる黒々とした樹木がたくさん目に付きます。これが今回ご紹介する「山ノ内杉」なのです。

左手に船下りの舟が行き交う最上川の眺めも格別、「最上峡」は絶好のドライブコースです。おっと、運転者は脇見運転をしないように!狭いカーブが多く、大型車もたくさん走行しているので細心の注意を払って運転してください。

「山ノ内杉」は、ここ最上峡一帯だけに分布する天然杉で、樹齢は一千年とも言われ、別名「神代杉」「土湯杉」「仙人杉」とも呼ばれており、地元戸沢村の「村の木」に指定されています。

根本から数メートルのところで太い幹がいくつにも分岐し、タコが空に向けて足を伸ばしたような独特な樹形です。なぜこのような樹形となったのかは諸説あり、豪雪・強風などいくつもの要因が重なったためとも言われています。

国道47号線から山道を登ること約10分、そこにこの巨木はあります。ただし駐車スペースは狭く前述のとおり走行する車に充分注意する必要があります。

より安全に「山ノ内杉」に会いたいならば「幻想の森」があります。案内板に従い国道47号から分岐して土湯沢林道を走行すること約10分、終点すぐの場所で「山ノ内杉」が出迎えてくれます。木材チップを敷き詰めた周回式の遊歩道が、優しく靴底を受け止めてくれるのです。

特異な形の杉が林立する「幻想の森」の迫力ある光景を、是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。

お待ちしております。

交通アクセス

酒田市方面から国道47号線を東進。最上峡に入り、山道を車で10分。

幻想の森からの場合は、国道47号線から土湯沢林道に入り、車で約10分。

お問い合わせ先

最上支署

〒999-5312
山形県最上郡真室川町大字新町字下荒川200-11
Tel:0233-62-2122
IP :050-3160-5855
Fax:0233-62-2706

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