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庄内森林管理署の見所

名称「悲恋の伝説残る「鶴間池(つるまいけ)」」

鶴間池 鳥海山
「のぞき」から見た「鶴間池」 湖畔から見た「鳥海山」

見所の概要

いわずとしれた東北の霊峰「鳥海山」は山形・秋田の両県に跨って、日本海に裾野を洗い、最高峰の新山は標高2,236m、山麓の周囲120kmにも及ぶ東北第二の高山です。

その南麓(標高約800m)に位置する鶴間池(南北250m・最大幅130m、深度約4m)は、勾玉(まがたま)の形をした美しい火口湖です。

酒田市から鳥海高原ラインの滝の小屋登山道へ行く途中に「鶴間池」の案内板が見えてきます。通称「のぞき」から見下ろす「鶴間池」はブナの森に閉じ込められたような静かな、そして神秘的な湖です。

この湖には、遠い昔、親の仇討ちを果たすため、恋人(親の仇)と別れ鶴間池のほとりで武術の鍛錬に励み、自らの運命を湖のほとりの百合の花に占った「黒百合姫」伝説が残っています。

恋人の子を宿した姫は、「望みが叶ったなら百合の花を墨色に咲かせてください。」「望みが叶わなかったら昔ながらの色に咲かせてください。」果たしてその結末はいかに。今も湖のほとりには「黒百合」が咲くそうです。

いかがでしたか、「黒百合姫」伝説、興味のある方は是非一度「鶴間池」を「のぞき」に来てください。

時間に余裕があったら、下まで降りて見てください。ただし、神秘の湖だけあって、片道1時間足らずの行程は、行きも帰りも難所だらけです。

ロープあり・鉄梯子あり・藪あり・谷ありですが、人生は諸行無常のなんとやら、遠い昔のかすかな記憶の世界へタイムスリップしてはいかがですか。

 

交通アクセス

JR酒田駅から国道344号線で八幡観音寺を経由し鳥海高原ラインで「のぞき」まで約1時間、「のぞき」から「鶴間池」まで下って約1時間です。

 

お問い合わせ先

庄内森林管理署

〒997-0015 山形県鶴岡市末広町23-37
IP:050-3160-5845
一般:0235-22-3331
FAX:0235-22-3333

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