ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 森林(もり)のご案内 > ここが見所 > 猿ヶ森ヒバ埋没林
青森県の下北半島東部に位置する東通村には、太平洋岸に沿って約15kmにわたり猿ヶ森砂丘が続いています。
かつて下北半島はヒバの大森林地帯でしたが、数千年前から断続的に海から砂が打ち上げられ、立ち枯れたヒバは、飛砂に埋まってしまいました。
その一部が猿ヶ森ヒバの埋没林として姿を現し、周囲を覆う松林と埋もれ立ち枯れたヒバがマッチした不思議な世界を創っています。
静まりかえった松林の中に不釣り合いなその姿が、はるか昔の物語を伝えようとしているようです。
なお、特定地理等保護林の「猿ヶ森ヒバ埋没林」は、800年~1,000年以前に埋没したヒバが直立したまま砂に埋もれており、県指定自然環境保全地域にもなっています。
下北森林管理署
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