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庄内森林管理署の見所

名称「摩耶山(まやさん)(埋蔵金伝説の山)」

摩耶山(まやさん)

見所の概要

摩耶山は朝日連峰の大鳥屋岳から金峰山に連なる枝尾根の中心に位置する標高1019mの山です。
その昔、須佐之男命(すさおうのみこと)が竜馬(りゅうま)で登ったことから厩山(まやさん) と呼ばれたと言われ、越後と出羽の国を分けた都岐沙羅柵(つきさらのき)の守護神として崇拝されてきました。
平安初期に真言宗派の霊場となり摩耶山(まやさん)と改名され、山岳修験も隆盛をきわめましたが、江戸時代に入ると庄内藩の防備の要所として山止めされたため衰退したと伝えられています。
この摩耶山には埋蔵金にまつわる伝説が残っていて、羽黒山の抗争から逃げた最高位の山伏が莫大な財宝を隠して、埋蔵場所を「朝日さす夕日輝くごろごろ石のその下に」と歌に託して遺言したと伝えられています。(あつみ観光協会パンフ引用)
果たして本当に財宝は眠っているのかは判りませんがロマンを感じさせる伝説です。
登山口は鶴岡市の温海地区(越沢口)と朝日地区(倉沢口)の二ヵ所で、日本海の季節風の影響を受けた植生や地形となっています。
越沢口は最初はなだらかな登りですが途中から二手に別れ、初級者コースと滝登りや急傾斜を直登する中級者以上のコースです。
倉沢口からは岩肌の露出した急峻な尾根を登りますが、高度が上がる程に眺望が増します。どちらかと言うと中級者以上の健脚コースに入ります。
山腹の西側(温海側)はブナの原生林に覆われているので、植生は安定しておりますが、東側(朝日側)は偏東積雪現象により急峻な地形になっているため植物の定着が不安定なことから、岩場に張り付くように可憐な山野草が見られます。
頂上からは、晴れた日には佐渡ヶ島、朝日連峰、月山、鳥海山、男鹿半島などを遠望できることから最近は山ガール達にも人気が高く、秋にはカラフルなファッションに身を包んだ彼女達が紅葉に負けじと山を賑わしてします。

交通アクセス

JR羽越本線鼠ヶ関駅から摩耶山登山口(越沢口)まで車で約30分。

朝日地区落合から摩耶山登山口(倉沢口)まで車で約30分。

お問い合わせ先

庄内森林管理署

〒997-0015 山形県鶴岡市末広町23-37
IP:050-3160-5845
一般:0235-22-3331
FAX:0235-22-3333

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