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イヌブナ保護林遠景 | イヌブナ雄花・雌花 | イヌブナ樹木 |
北限のイヌブナ自生地は、岩手県北部の一戸町平糠地区にあり、北上山地の古生層からなる急斜面が連なる適潤な崩積土地形に見られます。
周辺は、古くから平糠金山や木材の伐採利用で林道が発達し、地域の産業として薪炭利用林や造林地が多く、人々に利用されてきた森林地帯です。
この地域に、北限として隔絶的に分布している理由は、暖かさの指数や地質や地形などの理由が考えられますが、前述の森林利用の関係とイヌブナの更新手法によることも考えられ、今後の研究課題でもあります。
イヌブナとブナの違いは、葉脈の数が10~14対と多いこと(ブナは7~11対)や、写真のように花柄が3cm程あり長いこと、樹皮は黒っぽく皮目が目立つなどがあげられます。
今年は、6年ぶりの開花なので秋の実りが楽しみです。
東北自動車道一戸ICから18.0km
IGR銀河鉄道一戸駅から16.2km
IGR銀河鉄道小鳥谷駅から10.9km
その他公共機関での運行はなく、自家用車か一戸・小鳥谷駅からタクシー利用になります。
岩手北部森林管理署
〒028-7534 岩手県八幡平市荒屋新町41-8
IP:050-3160-5895
一般:0195-72-2221
FAX:0195-72-2300