ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 森林(もり)のご案内 > ここが見所 > 抱返(だきがえ)り渓谷
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神(かみ)の岩(いわ)橋(吊り橋) 大正15(1926)年10月、奥地から切り出す木材を今のJR神代駅に運ぶ森林軌道(昭和38(1963)年廃止)のために架けられたもので、秋田県では最も古い吊り橋です。昭和50(1975)年架替。橋の名称は、当時の神代村と白岩村から一字ずつをとって秋田大林区長(今の森林管理局長)が命名したものです。今の歩道は、森林軌道(1911~1963年)の跡地を利用しています。 |
回顧(みかえり)の滝 抱返り渓谷随一の名所であり、遊歩道から見ることができます。水量の多い時は飛瀑で近寄れませんが、普段は“山姫の白布を晒すが如く”と表現される絹布を架けたような華麗な滝です。十数メートルの絶壁にかかる白条二段の飛瀑は、四季折々に表情を変え、その美しさを何度も振り返って見たくなることが名称の由来となっています。 |
飯村少年殉難の地 兄が妹を助けるために渓谷に飛び込み命を失った地であり、兄の冥福を祈り、その兄妹愛を後世に伝えるための慰霊碑が建立されています。 |
抱返り渓谷は、古くから東北の「耶馬溪(やばけい)」と称される名所で、両岸は原生林をいただく急峻な断崖が続き、奇岩の多い谷間は「八幡平」に源を発した「玉川」が青く急流となって流れています。
渓谷一番の名所「回顧(みかえり)の滝」をはじめ大小の滝と合わせ、サクラやカエデを主体とする原生林の芽吹きの春、初夏の新緑、秋の紅葉が映える北東北を代表する渓谷です。
東北自動車道盛岡ICから国道46号線経由で抱返り渓谷下流側の入口にあたる抱返神社まで車で約1時間。渓谷入口より「回顧の滝」まで徒歩約30分。飯村少年殉難の地まではさらに徒歩約10分。
秋田森林管理署
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