秋田森林管理署の見所名称「秋田駒ヶ岳(1,637m)」
見所の概要秋田県第一の高峰「秋田駒ヶ岳」は、十和田八幡平国立公園の最南端に位置し、国立公園の中でも特別保護地区に指定され、タカネスミレやコマクサなど数百種類の高山植物帯は大正15年から国の天然記念物に指定されています。 山の名前は、春耕を行う頃に山肌に残る雪が馬の形をしていることにちなみ、その馬は頭が南部(岩手県)を向き、尻が秋田を向いていることから、排泄した厩肥により秋田は豊作、南部は凶作であったとの言い伝えがあります。また、古くからの信仰登山の山であり、南部から神様が白馬に乗って現れ、女岳中腹の焼砂原を遊歩したために常に蹄の跡が絶えなかったと言われています。 秋田駒ヶ岳登山コースには、田沢湖高原口(新道コース、焼森コース、旧道コース)、中生保内口、水沢口、乳頭温泉口、国見温泉口、乳頭山縦走の登山口があります。 秋田駒ヶ岳は、標高が低いため正確な意味では高山帯を持っていませんが、頂上効果によって広大な偽高山帯が発達しています。現在も活発な活火山で頂上部の地形が絶えず変形し攪乱を受けることも偽高山帯が維持される要因となっています。山頂一帯に咲くイワイチョウ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメ、イワカガミ、ヒナザクラが生え、阿弥陀池から北東の斜面にはウサギギクやチングルマの大群生が広がっており、訪れている人の目を楽しませています。 す。
交通アクセス・JR田沢湖駅→バス「駒ヶ岳線」駒ヶ岳八合目登山口・・・60分 |
秋田森林管理署
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