下北森林管理署の見所
名称「奥薬研(おくやげん)」

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大畑ヒバ施業実験林(東北自然歩道)
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乙女橋
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自然観察教育林
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見所の概要
奥薬研はむつ市北部に位置し、ほとんどが国有林となっています。
薬研の名称の由来は、温泉の湧出口が、漢方薬を作る道具「薬研」の形に似ていることから名付けられたとされます。
奥薬研中心部には奥薬研修景公園レストハウスがあり、室内には食堂、ヒバ工芸品の展示販売コーナーもあり、かつて森林鉄道で木材を搬出していた当時の写真も展示されています。
レストハウス近くには「大畑ヒバ施業実験林」があり、その中にある森林軌道跡をそのまま活用した東北自然歩道が通っていて、実験林から大畑川を跨ぐ吊り橋もあり、紅葉の季節にはヒバとカエデ等の色鮮やかなコントラストを楽しみながら紅葉狩りを楽しむ人々が県内外から訪れています。
下北森林管理署ではヒバ天然林施業を適切に進めるため、故松川恭佑氏等が確立した「森林構成群を基礎とするヒバ天然林の施業方」を現地に適用し、継続的に森林の推移に関するデータをとりながらその成果を明らかにすること等を目的として、昭和6年に「大畑ヒバ施業実験林」を設定しています。
また、周囲には自然観察教育林を設定、保健保安林等に指定し奥薬研の生活環境の保全と利用に取り組んでいます。
交通アクセス
JR下北駅から国道279号線を大間町方面へ向かい、むつ市大畑町から県道4号線を11km(車で15分)進む。 |