第1回国有林モニター勉強会を開催

平成23年8月30日、高知県吾川郡いの町において、平成23年度第1回国有林モニター勉強会を開催しました。当日は好天に恵まれ、四国四県から国有林モニターの方14名が参加されました。

最初の視察地である桐ノサコ国有林では、森林技術センターが取り組んでいる人工造林地における保育作業の省力化試験地を視察し、試験内容と現状について説明を行い、併せて育成途上の造林地を間近で見学しました。

次に吉野川上流域の天然林の視察を寒風山周辺の瀬戸山国有林で行い、四国の植生の垂直分布や現地の概況について説明を行った後、実際に散策して、天然林と人工林との違いを肌で感じていただきました。

最後に、嶺北森林管理署早明浦治山事業所が実施している民有林の地すべり対策事業施工地に移動し、国が直轄事業で行っている地すべり対策工事について、施設の概要や必要性などの説明が行い、平成22年度に施工したア

今回の勉強会に参加したモニターの方々は、吉野川源流域の森林の状況や四国森林管理局で行っている事業について、直接目にし、説明に大変熱心に聞き入っておられ、また、活発に質問や意見を述べられていました。