地球温暖化防止及び循環型社会の構築を図るため、消費者ニーズに応える家づくり等による地域材利用や木質バイオマス利活用のための施設整備等を推進するとともに、林業の担い手の育成、林業・木材産業金融の再構築など林業・木材産業の構造改革を推進する。
平成15年度概算決定額(平成14年度予算額)
(単位:百万円)1 地域材及び木質バイオマスの利活用の推進
地球温暖化の防止や循環型社会の構築を図るため、「地球温暖化対策推進大綱」に位置付けられた森林・林業基本計画の目標達成に必要な地域材及び木質バイオマス利活用を着実かつ総合的に推進。
(1)地域材利活用対策
1,460(915)
地域材の利活用を促進するため、
ア 森林所有者から住宅生産者までの関係者が一体となって取り組む、消費者ニーズに応える家づくり
イ シンボル性が高く、波及効果の期待できる木造公共施設の整備
ウ 品質・性能の明確な木材を低コストで安定的に供給しうる体制の構築
エ 間伐材の利用拡大 等
を推進。(2)木質バイオマス利活用対策の総合的な推進
1,206(475)
林地残材、製材工場残材、建設発生木材等の木質バイオマスの利活用を促進するため、
ア 木質バイオマスエネルギー供給施設(バイオマス発電施設、熱供給施設、ペレット製造施設等)や公共施設等における木質バイオマスエネルギー利用施設、林地残材等の効率的な収集・運搬に資する機材等の整備
イ 木材成分であるリグニン・セルロース等の利用技術(木質プラスチック等)の開発 等
を推進。2 林業の担い手の確保・育成
(1)林業就業者の確保・育成及び林業事業体の育成
203( 28)
林業就業者の確保・育成を図るため、基幹的林業就業者の養成研修等を実施するとともに、森林・林業に係る総合的な情報提供に資する情報ネットワークの整備、労働災害防止活動の強化等を通じて、林業就業者の雇用の受け皿となる林業事業体の育成を図る。
(2)林業経営を担うべき人材の確保・育成
427( 0)
林家等林業経営を担うべき人材の確保・育成を図るため、高性能林業機械作業システム等森林施業に関する高度な技術及び知識の普及、女性や高齢者の経営参画の促進等の取組を推進する。
(3)森林組合等の育成
200(220)
森林組合の経営基盤の強化等を図るため、連合会による経営・指導体制及び監査 体制の強化を推進するほか、森林組合等による施業の集約化等の取組を支援する。
3 林業・木材産業金融の再構築
森林・林業基本法の基本理念を踏まえ、効率的かつ安定的な林業経営の育成と木材産業の構造改革の推進を図る観点から、林業改善資金等について、より使いやすく、林業・木材産業の経営改善等に必要な資金が円滑に供給される制度に再構築。
(1)林業改善資金の見直し
林業改善資金を特定の生産方式、技術の導入等に必要な資金から、林業・木材産業の経営改善等を目的として行う新たな経営の開始、生産・販売方式の導入等を実施するために必要な資金に再編。
また、銀行等の融資機関からの貸付けを行えるようにするとともに、当該貸付けを農林漁業信用基金による債務保証の対象に追加。林業・木材産業改善資金造成費補助金(新規) 5(0)百万円
[貸付枠] 100(0)億円(2)木材産業等高度化推進資金の見直し
林業の経営改善に必要な短期の運転資金の貸付けを行えるようにするとともに、当該貸付けを農林漁業信用基金による債務保証の対象に追加。
木材産業等高度化推進資金 [貸付枠] 1,268(1,268)億円