ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 沖縄森林管理署 > お知らせ


ここから本文です。

お知らせ

日付

平成27年2月15日

タイトル

イリオモテヤマネコシンポジウム開催

コメント

 2月15日、沖縄森林管理署では、西表森林生態系保全センター、琉球大学、竹富町と共催で、「イリムティヌヤママヤー、~水あふるる森のヤマネコ~」と題し、竹富町の中野わいわいホールを会場に公開シンポジウムを開催しました。

 イリオモテヤマネコは、世界中で西表島にしか生息していない、世界で最も希少なネコ科と言われています。沖縄森林管理署では、西表島の全面積の85%を占める約24千ヘクタールの国有林の管理経営を行っていますが、そのうち85%に相当する約20千ヘクタールを西表島森林生態系保護地域とし、より厳正に管理しています。この厳正な保全管理を通じて、イリオモテヤマネコをはじめとする国有林内に生息する希少な動植物の生息地の保護に取り組み、琉球大学をはじめ、多くの方々のご協力を得ながら、平成5年度よりイリオモテヤマネコ等の保護のための巡視や調査にも取り組んでいます。

 シンポジウムでは、はじめに沖縄森林管理署の迫本技官から「イリオモテヤマネコの保護に向けた国有林の取組」について紹介しました。次に参加者の皆様に西表島の森林と生態系について関心を深めていただくため、琉球大学の傳田先生より亜熱帯に属する西表島の植生について、東海大学の水谷先生より仲ノ神島と西表島周辺の水鳥についてご講演をいただき、最後に琉球大学の中西先生と伊澤先生から、これまでの調査・研究で明らかになったイリオモテヤマネコの生態や分布状況、また、将来のために取り組むべき課題についてご講演をいただきました。

 今回のシンポジウムを通じて、イリオモテヤマネコの生息地である西表島を情報の発信源に、沖縄本島、全国、更には世界へと、イリオモテヤマネコとその希少性についての認知が拡がり、理解や関心が深まればと思います。

 

 

シンポジウムの様子     シンポジウムの様子     シンポジウムの様子

 

シンポジウムの様子     シンポジウムの様子     シンポジウムの様子

日付

平成27年2月3日

タイトル

イリオモテヤマネコシンポジウムの開催について

コメント

 イリオモテヤマネコは1965年に発見され、世界中で西表島にしか生息していない貴重なヤマネコであり、世界で最も希少性の高いネコ科であると言われています。このヤマネコの唯一の生息地である西表島は、その大半を亜熱帯の森林が占め、山地から海岸まで連続した環境が維持されています。

 今年でイリオモテヤマネコが発見されて50年を迎えますが、その間に西表島の環境は大きく変わりました。一方で、その間にイリオモテヤマネコやそれを取り巻く西表の動植物の研究も大きく進展しました。そのような過程の中で、西表島の85%を占める国有林を管理する九州森林管理局および沖縄森林管理署は、国有林を生息地とする動植物の保護を目指し、琉球大学と共同でイリオモテヤマネコの生息調査を行ってきました。特に平成5年から実施してきた巡視事業、平成15年から実施してきた自動撮影調査などによって、さまざまな成果が得られました。

 今回、その成果を踏まえて、イリオモテヤマネコの生息状況や生態についての最新の知見を紹介するとともに、イリオモテヤマネコの保護上の課題や、その中での国有林の役割等について、広く皆さんに知っていただくためにシンポジウムおよび写真展を開催します。
 
 講演は、スライドを使って子どもさんたちにもわかりやすいものにしたいと考えております。また、写真展では、自動撮影に写ったイリオモテヤマネコの野生の姿、また、多様な西表の生き物を楽しんでいただけると思います。

 ぜひご家族でご来場ください。

                 記

  1.シンポジウム

  (1)日 時  平成27年2月15日(日) 13時00分~16時00分

  (2)場 所  中野わいわいホール

 

  2.写真展

  (1)期 間  平成27年2月8日~平成27年2月15日

  (2)場 所  石垣港離島ターミナル(2月8日~2月14日)

           中野わいわいホール(2月15日)

 

        シンポジウム開催案内

日付

平成27年2月2日(月)

タイトル

緑の街頭募金

コメント

   沖縄県では、県民参加の森づくりや緑化を図るため「緑の募金」運動が2月1日から始まりました。運動開始に合わせて2日、那覇市のパレットくもじ広場前で街頭募金が行われ、当署から署長外2名が参加し、ミス沖縄や関係機関・団体から参加した人達とともに募金への協力を呼びかけました。
  募金に協力した通行人には、ツツジやヒメサザンカの苗木が配布されました。運動期間は4月30日まで、5千万円を目標に植樹や緑化推進などに充てる寄付金を募っています。

 

 

 

緑の街頭募金1     緑の街頭募金2     緑の街頭募金3

日付

平成26年11月18日(火)、11月25日(火)

タイトル

「首里城古事の森」受光伐、植付事業について

コメント

  首里城古事の森育成協議会主催により平成26年11月18日に沖縄本島北部の安波国有林内で受光伐事業、11月25日に平良国有林内で植付事業が開催されました。この活動は、琉球の木の文化を代表する首里城の復元、修復に使われているイヌマキ、イジュなどを育て、国民参加による木の文化の継承に貢献する森づくり活動を推進するため「首里城古事の森」づくりの一環として実施しています。
 当日は両日ともに天候にも恵まれ、育成協議会会員、この活動に賛同いただいた安波小学校、安田小学校、東小学校、東中学校の児童、先生、及び森林ボランティアおきなわ、当署職員など約50名が参加し、作業を行いました。
 受光伐はそれぞれの学校の児童たちが普段使うことのないノコギリを手にし、最初は緊張した面持ちでしたが、慣れてくると「もう伐る木はないの?」「もっと大きな木も伐ってみたい」といった意見も出ていました。また、後日新聞にも記事が掲載され、広く県民に「首里城古事の森づくり」をPRすることができました。
 植付についてはイヌマキの苗を約200本用意しましたが、やはり児童たちには物足りなかったらしく「まだ植えたい」との声も上がりました。
 50年後、100年後にこのイヌマキが立派に育ち、首里城の修復に利用されることを願って首里城古事の森づくり活動を終了しました。

受光伐1     受光伐2     受光伐3

 

植付1     植付2     植付3

 

 

 

日付

平成26年8月16日(土)、9月13日(土)

タイトル

福地ダム夏休み自然体験、安波ダム・クイナまつりについて

コメント

 8月16日に福地ダムと東村民の森つつじエコパークで福地ダム夏休み自然体験、9月13日に安波ダムとやんばる学びの森で安波ダム・クイナまつりが開催され、国有林ややんばるの森林について理解と重要性をアピールしたいとの思いで沖縄森林管理署も参加しました。
 普段は入ることのできないダム施設の見学や、ダム湖遊覧、木工体験等ができるとあって、まだまだ熱い日差しの降り注ぐ中、当日の両会場は多くの参加者で賑わいました。
 沖縄森林管理署の主なイベントを紹介します。

1.丸太切り体験
 やんばる産エゴノキ、タブノキの直径8~12㎝の丸太を用意。切った円盤は職員が電気サンダーで磨き、コースターや鉛筆立てに加工して参加者にお渡しし、記念として持ち帰っていただきました。
2.紙トンボ作り
 厚紙と竹串で気軽に作れることもあって子どもたちから圧倒的な支持を獲得。保護者の方に手伝ってもらいながら作成に取り組み、完成するや否やテントを飛び出して兄弟などで飛ばし合いっこしている姿が印象的でした。
3.森林パネル展・森林クイズ
 7月に開催された漢那ダムまつりと同様にパネルの中からクイズを出題しました。不正解だった設問も職員と一緒に再挑戦しながら、国有林の仕事ややんばるの森林について理解を深めていただくことができたかと思います。

 今年度参加した3つのダムまつりを通して、国有林のPRを図ると共に地域の方々と交流することができました。また、「ありがとうございました。」と多くのお礼の言葉をいただいたことで、「来年度も楽しく学べるイベントを企画し、多くの参加者に来ていただきたい」と高いモチベーションに繋がりました。

 

福地ダム夏休み自然体験1     福地ダム夏休み自然体験2     福地ダム夏休み自然体験3

 

安波ダム・クイナまつり1     安波ダム・クイナまつり2     安波ダム・クイナまつり

日付

平成26年8月26日(火)

タイトル

名護市型林業・きのこ生産現場視察

コメント

  沖縄森林管理署では、民有林行政への理解を深める観点から平成26年8月26日、沖縄県森林管理課及び北部農林水産振興センターの協力を得て、名護市において名護市型林業、きのこ生産施設の現地視察を実施しました。 当日は、沖縄森林管理署から署長ほか総勢8名、沖縄総合事務局2名、沖縄県森林管理課から2名、北部農林水産振興センターから1名、総勢13名が参加しました。

 最初に、沖縄北部森林組合の会議室で担当者から平成25年度からスタートの「名護市型の持続可能な森林経営モデル構築事業」についての説明を受け、意見交換を行いました。この事業は、名護市、沖縄県、沖縄北部森林組合が協働で行う実証事業で名護市では、持続可能な循環型経済の確立を目指して取組みを展開しています。本実証事業は沖縄県北部地域における林業のあり方と林業と結び付いた地場産業のあり方について調査研究し、その確立を目的としているものです。

 その後、平成25年度実証試験地名護市の市有林久志12林斑や菌床栽培きのこの生産施設(NA-BA)を見学しました。署の職員の多くは、通常の業務の中で民有林行政に直接触れる機会が乏しいため、今回の現地視察会は、署員にとって大変有意義であったと考えています。

 今回の現地視察会にご協力下さった沖縄県森林管理課及び北部農林水産振興センターの皆様に感謝し、また、民有林行政との連携強化の重要性を再認識し、現地視察勉強会を終えました。

 

意見交換会     名護市有林伐採地     きのこ生産施設見学

日付

平成26年7月20日(日)

タイトル

漢那ダムまつりについて

コメント 

 平成26年7月20日に沖縄県宜野座村の漢那(かんな)ダム湖畔において、「第21回漢那ダムまつり」が開催されました。このダムまつりは、毎年7月21日から31日まで行われる「森と湖に親しむ旬間」の一環として開かれる県内のダムまつりの中では最大のイベントで、沖縄森林管理署も毎年参加しています。
 今年は昨年まで行われていたステージイベントがカットされましたが、参加した各関係機関が企画したダムや森、水に関するものをはじめ、島ぞうり彫り体験や乗馬体験など、ステージ外イベントが31種類とバリエーションに富み、およそ3,000人の参加者で賑わいました。
 沖縄森林管理署としては、本まつりの目玉イベントとなりつつある親子森林教室(リュウキュウマツの板材を利用したイス作り)をはじめ、森林パネル展、森林クイズを開催し、およそ250名の参加者に来ていただきました。親子森林教室は昼頃には完売となる人気ぶり。親が板を恐る恐る支え、子どもが必死に釘を打ち込む姿が印象的でした。無事にケガもなく、30分~1時間ほど楽しい汗をかきながらの森林教室となりました。森林パネル展、クイズ大会については、国有林内の希少な野生生物の保護、森林環境教育、首里城古事の森など国有林内における沖縄森林管理署の主な仕事の紹介をはじめ、日本のマングローブ、沖縄の国有林で見られる花々、森林の機能、保安林の種類と役割などのパネルの中から抜粋してクイズを出題しました。子供たちがパネルとにらめっこしながらクイズに取り組む姿を見ると、国有林の役割や大切さ、森林の魅力に対する理解を深めていただいたようです。森林クイズにも参加賞としてイリオモテヤマネコを紹介する下敷きや木の葉書を用意、参加者には親子共同作業で作り上げたイスやクイズの参加賞を夏の思い出とともに持ち帰っていただきました。

 

漢那ダムまつりの様子1   漢那ダムまつりの様子2   漢那ダムまつりの様子3   漢那ダムまつりの様子4   漢那ダムまつりの様子5   漢那ダムまつりの様子6

 

日付

平成26年4月19日(土曜日)

タイトル

ヤンバルクイナ交通事故防止キャンペーンについて

コメント

平成26年4月19日、沖縄本島北部の東村の県道及び国頭村の国道において、「やんばる地域ロードキル発生防止に関する連絡会議」の主催により、ヤンバルクイナ交通事故防止キャンペーンが実施され、沖縄森林管理署からも5名が参加しました。
沖縄本島の北部地域では、5月頃からヤンバルクイナをはじめとする希少野生生物の路上への出現頻度が増加し、例年多くの事故が発生しています。
当日は地元の小学生も多数参加し、行楽客や地域の皆さんへ「ヤンバルクイナの交通事故に気をつけて下さい。宜しくお願いします。」と呼びかけ、額に爽やかな汗を浮かべながらチラシを配布しました。

キャンペーンの様子1 キャンペーンの様子2 キャンペーンの様子3

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

森林管理局の案内

リンク集