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広報九州・平成19年11月号

第3回森林とみどりのスケッチ大会

児童ら97人が参加 スケッチ6点、標語6点を表彰

10月8日の「木の日」にちなみ、10月6日「森林(もり)とみどりの子供スケッチ大会」を熊本城内の監物台樹木園で開きました。
同大会は、園内の樹木などを写生を通じて、樹木と身近にふれあい、森林・みどりに対し理解を深めてもらうことを目的に行ったもので、今年で3回目。熊本市内の小学生と保護者ら97人が参加しました。
大会は、NPO法人災害通信ネットワーク及び監物台樹木園花壇作り友の会の協力のもと、菊池市の美術家怒留湯(ぬるゆ)誓(ちかい)氏を審査委員長にお迎えして行いました。
当日は10月とは思えないほどの暑さでしたが、児童らは元気よく園内の好きな場所で、怒留湯先生の指導受けながら、園内の植物をスケッチし楽しみました。



1本の樹木を画用紙いっぱいに描いた作品や樹木と花壇の花を色とりどりの絵の具で描いた作品など、子どもたちの豊かな感性が表現された作品が出来上がりました。
児童からは「いろんな色や形の葉っぱがあって、木はおもしろいなと思った」「木の特徴や色、形を見ながら書くことができ、とても楽しかった」などの感想が聞かれました。
また、当日は標語の募集も併せて実施。児童らからは森林やみどりに関する多数の作品が寄せられるなど、森林・みどりを満喫した1日となりました。
入賞者は次のとおりです。
「スケッチの部」
緑の普及大賞永戸達也
緑の普及賞北山諒太郎・伊藤愛・鈴智恵・川上真由・後藤佑介

「標語の部」
最優秀賞 「ほっとする みどりといっしょに しんこきゅう」 松本詩加(小1)
優秀賞 和三はるか・伊藤愛・泉龍之介・水野千智・永戸葉子

(担当=指導普及課)


スケッチの部「みどりの普及大賞」の永戸達也さん(小1)の作品

レクの森検討委員会を開く

魅力ある森に向け意見聴取

このほど宮崎森林管理署管内(宮崎自然休養林)、同署会議室において、平成19年度「レクリエーションの森」に関する検討委員会を開きました。 同委員会は、「レクリエーションの森」について、更に魅力あるものにするため、施設の効率的な整備・維持管理の実施や安全・安心に活動するための対策の推進などについて、幅広い意見を聴取することを目的に開催。学識経験者や地方公共団体、NPO関係者らから構成された委員により、17年度から毎年度開催しており、今年度が最終年度となります。
当日は、委員として委嘱している学識経験者などをはじめ、黒川正美計画部長、宮崎森林管理署長、局・署職員など19人が出席しました。
1日目は、実施対象地区に指定している宮崎自然休養林において現地検討会を行い、2日目は、同署会議室において委員会事務局から平成19年度の地域管理経営計画を樹立する森林計画区内に所在する「レクリエーションの森」34ヵ所のうち廃止などを計画している22ヵ所の設定の見直しや、実施対象地区の取組方針、リーディング・プロジェクトの取組状況などについて説明し、各委員からリフレッシュ対策などに係る専門的な意見をいただきました。 今後は、検討委員会で得られた意見を参考にしつつ、リフレッシュ対策を行う「レクリエーションの森」に係る管理経営方針書を見直し、魅力ある「レクリエーションの森」に取り組むこととしています。

(担当=国有林野管理課)


魅力ある森を目指し検討する委員

中学生が職場体験

佐賀森林管理署

東脊振森林事務所管内において、2日間に渡り、佐賀県みやき町立北茂安中学校2年生1人が職場体験を行いました。はじめに、森林官の業務、森林・林業の現状と役割などについて説明した後、保育間伐を体験。慣れない作業に苦闘しながらも林業の大変さを学びました。また、輪尺と測竿を使い収穫調査を体験した後、素材生産、治山・林道工事の現場を見学し、職場体験を終了しました。生徒は、意欲的に取り組み、森林・林業へ関心が高まったようでした。


保育間伐を体験する児童

勉強会で知識深める

長崎森林管理署

保安林などの未協議伐採等を防止するため、当署会議室において、保安林等の法規制に関する勉強会を行いました。勉強会には、当署職員約30人と長崎県長崎林業事務所の岡本専門官も参加。はじめに、業務課長が立木販売に係る業務の流れと関係法令規制の確認等の説明をした後、岡本専門官から、保安林協議の現状や問題点について説明を受けました。意見交換では、現在行っている保育間伐(活用型)の林内作業車での搬出や、崩れにくい作業路の開設に係る保安林協議等について活発な意見が交わされ、各業務に係る関係法令等への知識を深めました。


岡本専門官の説明を真剣に聞く職員

西三局協議会を開く

治山事業について情報交換

10月17日から19日までの3日間、林野庁業務課、近畿中国局、四国局の治山担当者を迎え、治山事業西三局協議会を開催しました。本協議会は近隣局との意見交換等を通じ治山事業の発展に寄与することを目的に、平成12年度から各局持ち回りで開いているものです。
初日は局内会議室において、技術面や入札制度等について熱心な意見交換、情報交換等が行われ、2日目と3日目は宮崎南部・宮崎森林管理署管内において、平成17年に発生した台風14号による大規模災害箇所の復旧状況を視察しました。
現地は、災害の規模もさることながら、関係機関等との各種調整が必要であったこと。加えて短い工期での完成が求められたこと、また、木製工法を含む多岐にわたる工種・工法を採用した復旧工事現場であったことから、質問、意見等も多く出され、この3日間は、今後、西三局の治山事業を展開していくうえで大変有意義な協議会となりました。

(担当=治山課)

 


↑災害復旧現場を視察する参加者

木材まつりでPR

鹿児島森林管理署

「第8回かごしま木材まつり」が鹿児島市のウォーターフロントパークで開かれ、当署からは竹とんぼ作成、樹木当てクイズやフォトコンテスト入選作品の展示を行いました。今回は「木の良さを見直そう」をテーマに、家一棟分の構造材(柱等)をつり上げる木材の強度実証実験やチェーンソーアートなど数多くのイベントがありました。当署の竹とんぼコーナーも、小さい子供の手を引いた家族連れなどで終日賑わい、県民に対して大いに国有林をPRできました。


終日賑わった竹トンボコーナー

道しるべの「標柱」整備

大分西部森林管理署

くじゅう地区高山植物保護対策協議会では、くじゅう連山の登山道に濃霧や吹雪の時もコースをたどれるように、道しるべとなる標柱20本を設置しました。2mの桧角材に、目立つように全体を黄色に塗り、「自然を大切にしましょう」などを書き入れ、当署、環境省、玖珠警察署、九重の自然を守る会などの会員が3日間かけて、以前遭難事故が起きた一帯を中心に、設置しました。出会った登山者から「感謝します」などの言葉があり、背負ってきた疲れも癒やされました。


標柱を設置する会員

談合を防止しよう

談合を防止しよう

10月11日、森林管理署長、入札事務関係職員などを対象に公正取引委員会事務総局九州事務所から講師を派遣していただき、「談合防止のための講習会」を開きました。
講習会は、入札談合等関与行為防止法について事例を交えながら説明を受けるとともに、国などの発注機関で行っている取組措置について学びました。
このような講習会を参考に発注事務に係る関係法令の遵守はもとより、発注事務に係る綱紀の保持を図り、適切に対応することとしています。

(担当=総務課)


談合防止のための講習会を受ける署長ら

第3回実践・公開講座

花かご作りに苦戦 時間のたつのも忘れ取組

10月21日、第3回実践・公開講座「匠の極み癒しの竹細工」を監物台樹木園で行いました。
今回、熊本県伝統工芸館友の会竹工芸サークルのメンバー9人の協力を得て、「花かご」作りに挑戦しました。 材料の竹は、スギ人工林に侵入しているマダケを、同サークルのメンバーが事前に竹ひごに加工し準備したもの。参加者17人は竹ひごを手に早速「六目編み」による花かご作りに挑戦しました。
「『六目編み』は竹細工の基本的な編み方なので覚えて下さい」とサークルの方から何度も編み方を教わりましたが、最初の6本を編む段階から、参加者は「こらわからん!」と悪戦苦闘、時間のたつのも忘れ花かご作りに取り組んでいました。
気づくとお昼の時間も過ぎており、サークルの皆さんに手伝ってもらいながら、なんとか作品を完成することが出来ました。
最後に出来上がった作品を手に記念撮影をして講座を終了しました。


立派な花かごを作成した参加者

治山研究発表で優秀賞を受賞

宮崎森林管理署

東京都渋谷区「国立オリンピック記念青少年総合センター」で第47回治山研究発表会が開かれ、各森林管理局や各都道府県の治山担当者が46課題の発表をしました。当署から谷口治山第一係長と小屋敷治山第二係長が参加し、平成17年9月の台風14号で鰐塚山山系で大規模な土砂災害が発生し、2カ年間にわたる災害復旧工事「鰐塚山山系における災害復旧への取組みについて」を発表、見事優秀賞を受賞しました。


優秀賞の谷口係長と小屋敷係長

高校生が就業体験学習

長崎森林管理署

長崎県立諫早農業高校環境創造科2年生4人を「インターンシップ(就業体験学習)」で、3日間受け入れました。生徒らは収穫調査、、保育間伐や治山工事測量などの実習を体験。森林教室では、緊張気味で紙芝居の実演を行いました。最終日には意見交換会を行い、仕事に対するやりがいや辛かったこと等の質問がありました。また、「地域に貢献する幅広い仕事もありカッコイイ。将来国有林の仕事を目指したい」との心強い意見も出ました。


治山工事予定個所で測量実習する高校生

第1回国民が支える森林づくりシンポジウム

間伐紙の普及目指す産官合同でシンポジウム

10月21日、福岡市天神の西鉄ホールにおいて「第一回・国民が支える森林づくりシンポジウム」が開かれました。
このシンポジウムは、森林・林業・木材産業に関わる九州管内の国や県の行政機関、製紙メーカー、紙の流通会社、文房具メーカー及びコピー機の関連企業等で構成される「国民が支える森林づくり運動推進協議会」が企画。今回、「美しい森林づくり推進国民運動」の主要な取組の一つとして、九州の間伐材を原料に含む紙製品の利用拡大を目的に開かれたものです。
第1部として2つの基調講演が行われました。はじめに、国際連合大学の安井 至 副学長が、「古紙の再生利用は4~5回が限度で、リサイクル効率からは、再生パルプ75%と間伐材パルプ25%が現実的」と主張。
続いて林野庁の島田泰助林政部長が、「再生紙運動のように、この間伐紙の運動が広まれば、林地残材の有効利用による林業の再生も可能」と訴えました。
第2部では、「国民が支える森林づくり~間伐紙 使って山に 活力を!」をテーマに、RKB毎日放送(株)の納富昌子メディア事業局次長がコーディネーター役となって、セブン-イレブンみどりの基金の秋山英敏理事、富士ゼロックスエンジニアリング(株) 石田満男参与、環境NPOオフィス町内会 半谷栄寿事務局代表、九州森林管理局 津元賴光局長に安井副学長を加えてパネルディスカッションが行われました。それぞれの立場から間伐紙の意義や普及方法、市民の協力意識をどのようにして山元に還元するかなどについて熱心な意見交換が行われました。
最後に、九州発のこの運動を全国に広げ、森林の元気を取り戻し、より良い環境を後世に引き継ぐため、もっと多くの市民や企業の方々に働きかけていくことを誓ってシンポジウムを締め括りました。

(担当=企画調整室)


間伐紙利用拡大についてパネルディスカッション

小学生が体験林業

佐賀森林管理署

佐賀県神埼市立脊振小学校4~6年生53人が遊々の森「自然がいっぱい遊びの森」で体験林業に汗をながしました。当日は、森林の働きや枝打ちの大切さ等学んだ後、学年毎に2人1組となり手鋸と高枝ノコギリを使って枝打ち作業を体験。慣れない作業に悪戦苦闘していましたが、作業が進むにつれ、見違えるほどに林内が明るくなって行く様子や、ヒノキの香りに感動し、時間の経つのも忘れ、林業体験に汗を流していました。


高枝ノコギリを使って枝打ち作業

森林の大切さ学ぶ

宮崎北部森林管理署

宮崎県五ヶ瀬町立鞍岡小学校の5・6年生21人を対象に、森林環境教育「お届け講座」を実施。森林の役割や働きなどをパワーポイントを使い説明した後、空中写真で学校や五ヶ瀬ハイランドスキー場周辺の様子を学びました。高千穂森林事務所首席森林官らを講師に、校庭の樹木の名前を勉強し、一つずつ標示板を付けました。最後に児童から、「森林を守ることの大切さや植物の勉強ができて、ありがとうございました」とお礼の言葉がありました。


樹木の名前を勉強する児童ら

県・町・森林組合と連携して

鹿児島森林管理署

頴娃中学校からの要請で、鹿児島県、頴娃町、かごしま森林組合及び当署が連携して森林環境教育を行いました。当日は、2年生74人を対象に当署と分収造林契約している学校林ではヒノキの間伐体験、丸太の材積調査などを実施。学校内で校内の樹木について解説や樹高調査等を行いました。その結果、民有林・国有林連携のすばらしい森林環境教育となり、児童らは一日中森林・林業・木材産業について総合的に学習しました。


傘を利用して間伐の授業

綾プロジェクト

確実な復元に向け現地検討会を開催

9月5日・6日の両日、宮崎県綾町で「綾の照葉樹林プロジェクト」の照葉樹林復元のための九州森林管理局推進チームと事業実行を担う宮崎森林管理署の職員総勢20人参加のもと、合同の現地検討会を行いました。
1日目は、平成18年度に照葉樹林復元エリア内で行った除伐及び間伐箇所で、2日目は、照葉樹林復元のための間伐見本林として平成19年度に整備する箇所で検討会を行いました。
照葉樹林復元のためのスギ・ヒノキの間伐は、残存木の生長に必要な森林の空間を生み出すことを目的とするこれまでの間伐と違い、広葉樹の侵入を促すことを目的とした間伐のため、その方法について(ア)列状間伐における列幅の取り方(イ)群状の抜き切り方法(ウ)従来の間伐方法などについて意見交換を行いました。
一朝一夕には図れない照葉樹林の復元ではありますが、その復元を確実なものにするためには、一方法にとらわれずいろいろな角度から実施、検証を繰り返して一歩ずつ進みながら取り組んでいくことを確認して、現地検討会を終えました。

(担当=森林整備課)


照葉樹林復元のため現地で検討する職員

巡視活動スタート

大分西部森林管理署

長者原から雨ヶ池ルートなど3箇所で、登山者への利用マナーの指導、危険行為の防止及び普及啓発活動を目的として、巡視活動を約2ヶ月間行うこととしました。初日は、長者原ビジタセンターにおいて出発式、講習会を行い、午後からは早速すがもりルートを巡視し、登山者などへ注意喚起の呼び掛けを行いました。


巡視活動をスタートした森林巡視員

17人が視察研修

森林技術センター

筑豊地区有害鳥獣広域駆除対策協議会の行政担当者、各支部猟友会代表者ら17人が、鳥獣の保護管理及び生態解明、野生鳥獣との共生できる森林づくりのため、視察研修の一環として当センターを訪れました。所長から、センターの概要、シカ被害等の現状と対策を説明した後、去川国有林の生きた広葉樹図鑑の森林内において、技術開発課題の取組状況、病虫害対策、シカ害対策など具体的に説明しました。


説明を受ける協議会担当者

自衛隊から感謝状

鹿児島森林管理署

徳之島森林事務所が、陸上自衛隊西部方面総監から感謝状を贈呈されました。これは、本年3月に天城岳山頂で発生した自衛隊の大型輸送ヘリコプターの墜落事故で、事故現場の捜索活動のための入林許可や機体回収に支障となる木の伐採許可を迅速に取得し、自衛隊の救助活動が容易に進むよう積極的に協力したことに対するもの。今回、徳之島町、天城町、徳之島警察署の4機関にも感謝状を贈呈されました。


感謝状胸に高木森林官

森林教室の開催

北薩森林管理署

当署管内の鹿児島県大口市内にある豊臣秀吉が陣を張ったという「太閤陣」の森で市内の5小学校70人と保護者ら20人に、森林組合や森林ボランティアグループと共催で森林教室を行いました。午前中は森林クイズや森の生態系を大型のパネルでの学習し、種子模型で種の飛び方について学習しました。昼食後は木工細工作りを行った後、間伐体験と盛りだくさんのメニューに子供達はもとより保護者も大いに満足した一日となりました。


完成品を手に喜ぶ児童

森林計画連絡調整会議

連携・調整を緊密に九州沖縄8県と意見交換

10月10日、九州森林管理局2階大会議室において、平成19年度の森林計画連絡調整会議を開きました。
当会議は、流域管理システムの確立に資するため、地域森林計画及び国有林の地域別の森林計画の樹立などに当たって、相互に連携のとれた計画とするとともに、その実施の円滑化を図ることを目的に開かれるものです。
会議には、当局計画部長、計画課長、計画編成担当者と、九州・沖縄8県の計画編成担当者が出席しました。
はじめに計画部長が「昨年9月に策定された森林・林業基本計画にもあるように国民のニーズは多様化してきているので、民・国の相互に連携・調整の図られた森林計画樹立をお願いする」と挨拶したあと、当局から本年度に樹立する森林計画の進捗状況等について説明を行い、森林計画の内容や計画の実施に関する事項について意見交換を行うとともに各県ごとに個別打合せを行い、連絡調整を図りました。
今後、当会議での調整結果などを踏まえながら、7森林計画区(佐賀西部、長崎北部、球磨川、大分西部、大淀川、大隅、宮古八重山)の計画樹立に向けて取り組むこととしています。

(担当=計画課)


森林計画樹立に向けて意見交換

議会議員研修会を開催

宮崎北部森林管理署

宮崎県日向市役所において、日向市・東臼杵郡町村議会議長連絡会主催による議員研修会が開かれ、各市町村の議員約70人が出席しました。研修会には津元賴光九州森林管理局長を講師に招き「九州における森林・林業・木材産業の現状と今後の方向」と題して、林業や木材産業の動向、当局の実情など講演されました。意見交換会では、山部署長も参加。各議員からは直面する中国木材進出案件に係る質問や、森林に対する活発な意見などが出され、林業の現状に対する理解が深まる研修会となりました。


研修会で講演される津元局長

自然観察会を開催

熊本南部森林管理署

環境省希少野生動植物種保存推進員である乙益正隆氏を講師に今年度4回目の「人吉・球磨自然観察会」を開催。約20人が参加し、熊本県多良木町湯前国有林と周辺を散策しながら、植物の生態や特徴などを学びました。今回は、昔から薬用として利用されている植物の葉を噛んで、苦みを体験。参加者は、薬用効果の説明に真剣にメモを取っていました。また、普段あまり見ることのできない珍しい植物が観察でき、感激した様子でした。この自然観察会は、地元新聞の取材がありました。


植物の説明にメモを取る参加者

国有林材PR月間

国有林材販売に貢献 4社に感謝状を贈呈

10月16日、九州森林管理局長室において平成18年度の国有林材販売協力者に対して感謝状贈呈式を行いました。
これは「国有林材のPR月間」の記念行事の一つとして、一般競争入札など高額買受者の4社を招いて行ったもので、津元賴光局長が感謝状を贈呈しました。
続いて、津元局長が「皆様のご協力に厚く感謝いたします。森林・林業・木材業界にとって大変厳しい状況にありますが、今後ますますのご健勝・ご繁栄をお祈りします」と受賞者に謝意を述べました。
なお、受賞者は次のとおりです。

(順不同・敬称略)
吉田産業 合資会社 代表社員 吉田 利生
木脇産業 株式会社 代表取締役木脇 義貴
上球磨森林組合 代表理事組合長 的場邦弘
株式会社伊万里木材市場 代表取締役林雅文

(担当=販売課)


局長、感謝状を胸に、受賞者の皆さん

児童27人に森林教室

都城支署

霧島国有林において、宮崎県都城市立今町小学校5年生27人に森林教室を行いました。はじめにネイチャーゲームのあと、樹皮ウォッチングと題し樹名当てクイズを行いました。児童らは、問題シートに書かれた樹木と林内の広葉樹の樹皮や葉、特徴などを見比べながら解答用紙に記入していました。答え合わせでは、正解の度に歓声があがっていました。最後に児童らから、「普段出来ない活動が出来て有意義な時間でした」と感謝の言葉がありました。


樹皮ウォッチングをする児童

森林管理局の案内

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