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当局大会議室で11月15・16日の両日、平成18年度「森林の流域管理システム推進発表大会」が開かれ、九州・沖縄各県の森林・林業関係者、当局・署の職員および熊本県内の林業を学ぶ高校生など約160人が参加。一般の部17課題、高校生の部5課題を発表し、優秀な成績を収めた一般の部6課題と高校生の部2課題を表彰しました。
同大会は、九州林政連絡協議会主催で、森林の流域システムの推進を図ることを目的に、森林・林業関係者が各職場や地域で取り組んだ研究成果を発表し、情報交換や技術の交流を行うというもの。平成7年度から民有林・国有林合同で開かれ、今年で12回目です。
はじめに同協議会会長の山田壽夫九州森林管理局長が、「この発表大会を契機として、さらに相互の情報交換、交流が盛んになり、九州・沖縄各県の森林・林業が活気づき、ますます発展することを期待します」とあいさつ。その後、来賓及び審査委員の紹介に続いて発表に入りました。
今回は、高校生5課題、民有林8課題、国有林5課題、民・国合同4課題を2日間にわたり発表しました。
高等学校の部5課題は1日目の午前中で終わり、午後から表彰式を行い、九州森林管理局長賞2課題を表彰しました。
2日目は、鹿児島大学農学部遠藤日雄教授が、「国産材時代到来の兆しとその背景」と題して特別講演。遠藤教授は、「国産材時代到来の兆しが強まってきた。国産材時代を創出するために、今、わたしたち森林・林業・木材産業関係者は何をすべきなのか」について、私見を提示する形で講演されました。
続いて、審査講評に入り審査委員長代行の安室正彦計画部長が、発表内容について講評を行った後、九州林政連絡協議会会長賞3課題、日本森林技術協会理事長賞3課題の表彰を行いました。 最後に、日本森林技術協会の田中潔顧問が祝辞を述べられ、大会を終了しました。
(担当=指導普及課)
平成18年度森林の流域管理システム推進発表大会の各賞入賞課題と発表者は次のとおりです。
九州林政連絡協議会会長賞
日本森林技術協会理事長賞
高等学校の部
九州森林管理局長賞
大分県九重町の九重山国有林に設定している「きのこの森」で、講師に大分県農林水産研究センターきのこ研究所の村上康明主幹研究員を迎え、イベント「きのこの森・秋の観察会」を行いました。イベントには、同森のオーナーやその家族など24人が参加。参加者は、講師の村上先生の指導で、ほだ木に発生したナメコなどや周辺に自生しているきのこの観察・採取を行い、注意しなければならないきのこなどについて学びました。また、今春駒打ちしたナメコ、ヒラタケなどのほだ木の埋め込みやワラ掛けを行いました。
環境省希少野生動植物種保存推進員である乙益正隆さんを講師に、今年度4回目の「人吉・球磨自然観察会」を開催。当日は30人が参加し、熊本県芦北町鏡山自然観察教育林を散策しながら、乙益さんから植物の生態や特徴、民俗とのかかわりなどについて学びました。
当地は暖帯林の高地に位置し、針葉樹と広葉樹が混成する原生林で植物の種類も多く、参加者は、モミ、アカガシ、イスノキなどの大木や、カラタチバナ、ツチトリモチ、リボンゴケなどの珍しい植物を見ることができ感激していました。)
当局では11月5日、熊本城内の一角にある監物台樹木園において、第3回「実践・公開講座」を開きました。
今回の講座は「竹細工」で、23人が参加。講師は、熊本伝統工芸館友の会竹工芸細工サークルの会員7人で、ボランティアでご指導いただきました。
この講座は、森林のもたらす様々な働きや大切さを理解していただくことが目的です。
参加者は、同サークルの皆さんにあらかじめ準備していただいた竹ひごを交互に編み込む「花かご」づくりに挑戦しました。ほとんどの人が初めてで、交互に編み込む作業に悪戦苦闘。難しいところはサークルの皆さんに手伝ってもらいながら熱心に、また楽しく取り組み立派な「花かご」が完成しました。思い思いの作品を手に、竹の強靭さと優しさにふれ、満足していました。 最後に、参加者から「竹細工の使いやすさを再認識し、竹細工に興味が湧きました」との感想が聞かれるなど、楽しい有意義な一日となりました。
(担当=指導普及課)
佐賀県鳥栖市の大石谷国有林の法人の森「さわやか自然の森」で、コカ・コーラウエストジャパン(株)が社員や家族を対象に、自然環境体験林業を行いました。
当署も協力し、枝打ち作業などを指導しました。参加者は5班に分かれ、ヒノキの枝打作業、しいたけ広場作り、林内散策を実施。枝打作業では、初めて使うノコギリに悪戦苦闘する子どももいましたが、作業を楽しんでいました。
しいたけほだ場づくりでは、ほだ木100本にドリルで穴を開け、種菌を埋め込み、林内に伏せ込みました。林内散策では、人工林と天然林の違い、広葉樹と針葉樹の違いや、木の香りを楽しむなど、秋の一日を満喫していました。
当局では11月12日、平成18年度最後の第3回森林倶楽部「九酔渓の紅葉散策(日本一の吊り橋を渡ろう)」を行いました。
当日は前日降っていた雨も上がり、森林倶楽部会員41人とボランティアで応援していただくNPO法人災害通信ネットワーク森林監視隊8人、当局職員5人の総勢54人がバス2台に分乗し、10月30日に開通した「九重“夢”大吊り橋」を目指しました。
同吊り橋は、大分県九重町が建設したもので、歩道専用吊り橋としては長さも高さも日本一。橋の全長は390㍍、高さは173㍍、幅は1・5㍍で、大分西部森林管理署管内の国有林も含まれています。橋からは、日本の滝百選に選ばれた「震動の滝」をはじめ、九酔渓、鳴子川渓谷の雄大な景色が望めます。
開通後間もないこともあり、ニュースなどで交通渋滞や現地の混雑ぶりが報道されており、混雑を避けるため早めに当局玄関前を出発。目的地から約1・5㌔手前でバスを下車し、歩きました。これが功を奏したのか通常であれば2~午前3時間待ちのところを午前1時間待ちで渡ることができました。
橋の上は多少揺れましたが、参加者は色とりどりの紅葉や雄大な滝などを満喫するとともに、こわごわながら下をのぞき込み、歓声を上げていました。
今回は樹木散策のコースも予定していましたが、残念ながら時間がなく、橋を渡り終わった所で記念撮影し、帰路に着きました。
(担当=指導普及課)
当署では管内の学校を対象に、森林環境教育を積極的に展開中です。今回、巣箱の作成・設置などの森林教室を、鹿児島市立吉田小学校5年生12人といちき串木野市立冠岳小学校全校児童18人を対象にそれぞれ行いました。
また、保育間伐の体験林業などの森林教室を加治木町立加治木小学校5年生67人を対象に実施。森林教室には、児童、先生の他に地域住民も参加する学校もあるなど、森林環境教育を通じて、国有林と地域との新たな繋がりを持つことができました。)
鹿児島県屋久町の国有林「屋久杉自然館森林学習フィールド遊々の森」で、同町の小学校5年生68人を対象に森林教室を実施。これは、屋久町教育委員会から依頼があったもので、間伐・枝打ち体験や丸太切りなどを行いました。間伐体験では、使い慣れないノコギリに悪戦苦闘しながらも、木が倒れると歓声を上げていました。
また、枝打ち体験は人気があり順番待ちの状態で、作業の大変さと面白さを同時に体感していました。最後に、児童代表が「貴重な体験をすることができ、楽しかったです」とお礼を述べました。
熊本市金峰山少年自然の家で、熊本市立帯山西小学校5年生121人を対象に森林教室を実施。当署と同少年自然の家は、「よかよか金峰の森」の協定を結び、共同で林業体験や森林環境教育に取り組んでおり、その一環として企画したものです。
当日は、国有林内でヤマザクラなどの植樹を体験した後、同自然の家で、本立て作りや丸太切りに挑戦。児童らは、本立て作りなどにお互い協力しながら熱心に取り組んでいました。
その後、紙芝居で森林の働きなど学び、最後に代表が、「植えた木が国土の保全や地球温暖化防止につながることなど学んだりして楽しかったです」と感想を述べました。
宮崎市役所において、松くい虫の被害が著しい宮崎市佐土原地区の海岸林を保全しようと、当署と宮崎市が「『一ッ葉の森林』連携整備に関する協定」を結びました。
これは、当署と同市が共同で松くい虫防除などに取り組むもので、初めての試み。今後も、松くい虫の被害の解消を目指し、白砂青松の保全・整備に取り組むこととしています。
宮崎県日向市立財光寺南小学校の5年生78人を対象に、「日向市ふるさとの自然を守る会」と協働し、森林の役割と環境についてお届け講座を行いました。
児童らは当署職員から森林の持つ働きや環境を学んだり、校庭で樹木観察を行い、「日向市ふるさとの自然を守る会」の事務局長らから、クロガネモチやセンダン、キンモクセイなどの特徴について学びました。
児童からたくさんの質問がでるなど、有意義なお届け講座となりました。また、この模様はテレビなどで報道され、森林管理署をPRすることができました。
「大分水分ふれあいの森」で、JAF(日本自動車連盟大分支部)会員の家族約30人が参加し、JAFが森のイベントを開催。
当日は、大分グリーンヘルパーの会員6人と当署職員10人も講師として参加し、名札作り、枝打ち、丸太切り、サクラの植樹、竹ご飯つくりを指導。イベントの中身は盛りたくさんでしたが、参加者は楽しみながら真剣に取り組んでいました。
最後に、参加者から「環境を守って自然を大切にします」と感想がありました。
川上森林事務所管内に設定している「育樹の森」で、当署職員、関係者など約50人が参加し、育樹祭を行いました。
育樹祭では、枝打ちと保育間伐作業を2班に分かれて実施。参加者は、森林づくりの大切さを実感しながら心地よい汗を流し、未来の美林に想いをはせました。
当局では10月27日、熊本市立託麻南小学校2年生のPTAから森林環境教育について依頼を受け、同小学校2年生とその保護者60人を対象に森林教室を行いました。
はじめに保護者代表から、講師として参加した指導普及課職員の紹介があった後、同職員が紙芝居を上演。児童らは最後まで興味深く真剣に聞き、森林の役割や大切さを学びました。
その後、森林クイズを実施。児童らは、問題を出すと元気よく手を上げ大きな声で答え、記念品をうれしそうに受け取りました。保護者もうれしそうに見守っていました。
続いて、ヤマザクラを使用したクラフト「モックン」作りに挑戦。児童らは、日頃使い慣れないのこに悪戦苦闘しながらも、親子で力を合わせクラフト作りを楽しみ、親子のきずなを深めていました。
最後に、児童からお礼の言葉があり終わりました。
(担当=指導普及課)
佐賀県唐津市の森林・林業活性化地方議員連盟8人が、間伐事業を視察するため、唐津市の滝山国有林を訪れました。
一行は、現地で当署管内の概要や唐津市の国有林などについて説明を受けた後、列状間伐や作業路と高性能機械を組み合わせた集造材作業の状況などを視察し、意見交換しました。
最後に、同地方連盟会長が「国有林は国土の頂(脊梁)部分を守っている。森林・林業活性化のために協力したい」と励ましの言葉をいただきました。
海外技術研修を受講中の13カ国13人の研修生が、研修に当センターを訪れました。
1日目は、自然再生指導官が沖縄の森林の概要や西表島の国有林について講義。2日目は、西表島の国有林を視察し、森林生態系保護地域など、各種法規制がなされている国有林の森林管理などについて学びました
また、海岸保安林指定個所では、自国にも生育しているマングローブ林、モクマオウなどの役割や機能に関して多数の質問があるなど、熱心に学んでいました。
宮崎市の国有林「連合宮崎ふれあいの森」で、日本労働組合総連合会宮崎県連合会主催による森林整備や林内のクリーン作戦が行われ、当署も協力しました。
当日は約90人が参加し、下草刈り、除伐、枝打ち、ゴミ収集などを実施。当署職員が、子どもらに紙芝居で森の大切さの話や、「モックン」作りを指導しました。参加した家族は「森林の大切さを考える良い1日となりました」と話していました。
鹿児島・宮崎県境の霧島連山が紅葉のシーズンを迎え、当署、国分・横川警察署、関係機関による一斉検問を行い、高山植物などの盗採防止を呼びかけました。
当日は2カ所に分かれて検問を実施。約240台の車両を点検しましたが、特に異常はありませんでした。当署では、今後とも関係機関と連携しながら、高山植物などの盗採防止に努めていくこととしています。
当局では10月23日~25日の3日間、林政記者クラブ5社(林材・林業・日刊木材・日本林業経済・ザイモク新聞社)の現地視察を実施。
当局の大倉孝行総務課長らが、屋久島で開かれた屋久島森林管理署のスギ人工林材の島外へ初出荷を記念したシンポジュウムと第1船の出発式(平成18年11月号・1面参照)や、同材の生産現場、ヤクスギランドなどを案内しました。
1日目は、屋久町安房総合センターで行われたスギ人工林材の島外へ初出荷を記念したシンポジウムを取材しました。
2日目は、屋久島森林管理署安房貯木土場で、第1船の出発式の模様などを取材した後、屋久島森林管理署職員の案内で、同スギ人工林材を生産している(有)橋口木材加工センターの事業実行個所の鍋山国有林を視察し、間伐・集材方法などを取材しました。 その後、屋久町安房の(有)有水製材所と屋久島のスギ人工林を使った木造住宅の新築現場や、カシ類などの天然広葉樹林に覆われた落差60㍍の「千尋の滝」・風景林を視察しました。 3日目は、屋久島森林環境保全センター所長の案内で、屋久町安房から約16㌔、標高1000~1300㍍の地点にある自然休養林のヤクスギランドを視察。その後、林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれている推定樹齢3000年の「紀元杉」を見た後、屋久町安房港から帰路に着きました。
記者の皆さんには、屋久島のスギ人工林材を島外へ初出荷など、国産材復権に向け当局が進めている新たな取組について理解を深めていただきました。 (担当=総務課)
土木工事関係者がボランティア活動で、林道の清掃を行いました。これは、日頃使用している林道の安全と利便性を高めようと行ったもので、当日は21人が参加しました。
カーブミラーや標識の清掃、雑草刈り払い、ゴミ収集などを行いました。同林道は、観光客や大型バスも利用するなど、利用の頻度が高く、当日も観光バスの運転手さんからお礼の声をかけられ、清掃作業に力が入っていました。
ラオスの農林技術者4人が研修で当署を訪れ、間伐を体験をしました。これは、綾照葉樹林プロジェクト推進協議会(てるはの森の会)から依頼があったもので、JICAの「ラオス国森林管理・住民プロジェクト」の一環。
この研修は、焼き畑や不法投棄など、貧困による森林荒廃に歯止めをかけるための森林回復事業の人材育成が目的です。
研修生は、流域管理調整官、首席森林官、現場職員の指導の下、のこぎりやなたを使ってスギの間伐を体験。初めての体験でしたが、のこぎりやなたの使い方が大変うまく職員も驚いていました。
由布鶴見岳自然休養林で近鉄・別府ロープウェイと共催し、「鶴見岳紅葉探勝会」を開催。当日は秋の晴天に恵まれ、県内外から約50人が参加し、約6㌔のコースで鶴見岳の森林浴を楽しみました。
参加者は、リンドウ、タンナトリカブトなどの可憐な野の花に出会うたび「きれい」と歓声を上げたり、当署スタッフの説明に、熱心にメモを取るなど聞き入っていました。
今回は、間伐したスギ林などの人工林の中を散策し、間伐の重要性を学びました。また、散策中には群生したナナカマドの紅葉も見られ、秋の鶴見岳を満喫した一日となりました。
宮崎市高岡町で、第22回「結いの町たかおかふるさと産業文化まつり」が開かれました。当センターも協力し、イスやスリコギなどの販売や、しおり作りを行いました。
コスモス、もみじ、イチョウの葉などで作るしおりは子どもらに大人気で、材料を心配するほどでした。また、緑の募金箱を備え協力を呼びかけました。
住まいの最新情報と木の温もりを体験できるとして人気のイベント「ウッドフェスティバル2006」が、(財)宮崎県建築住宅センターなどが主催し、3日間にわたり宮崎市で開かれ、当署も参加しました。
当署はフォトコンテストの入選作品の展示や「森林クイズ」コーナー、子どもらに大人気の「モックン」(木製キーホルダー)コーナーを設け森林管理署をPRしました。各コーナーにはたくさんの来場者があり、クイズやモックン作りにチャレンジしました。
宮崎県美郷町にある宮崎県林業技術センターで、同センター主催による「森とむらのフェスティバル」が開かれました。
これは、「学ぶ・楽しむ・味わう」などを通して、森林・林業への理解を深めてもらうことが目的。当署も職員手作りの木工品、ツルウメモドキなどのカズラ類の販売や、紙芝居「森林からのおくりもの」を行いました。
カズラ類は、ツル細工教室が開かれていたこともあり早々に売り切れるなど、当署コーナーも大好評で、国有林を地域にPRする良い機会となりました。
大分県日田地域の林業・林産業の振興と日田材の需要拡大・知名度の向上を目的に、「第27回日田の森林フェア」が開かれました。
当日は、木製品の展示・販売、木工教室、苗木の無料配布、チェンソーアートなどの様々な催しが行われました。
当署も、パネルの展示や職員手作りの木工品、カズラ類の販売を行い、地域の身近な森林管理署としてPRすることができました。
鹿児島市のMBCグランドで「第7回かごしま木材まつり」が、霧島市の嘉例川駅広場で「森林のまつりfromあいら」が行われ、それぞれのまつりに、当署も竹とんぼや樹木名当てクイズコーナーを設け参加しました。
両コーナーとも、小さい子どもの手を引いた家族連れなどで終日賑わい、竹とんぼコーナーは、材料が不足するほどの大盛況でした。
熊本県小国町の湧出山地区工事現場を当署と菊池労働基準監督署が合同で安全パトロールを行いました。
同工事現場は、昨年の集中豪雨により土砂災害が発生し、現在7事業体により集中的に災害復旧工事を行っているところです。
パトロールには同監督署、当署管内の施工業者、署担当者など36人が参加して実行中の工事現場を点検した後、意見交換しました。
同監督署長から「安全管理は高い目標をもって」との指導などがあり、最後に参加者全員で、更なる安全管理活動を高めていくことを誓いました。
安全会議で、交通事故防止対策の一環としてJAF宮崎支部より講師を招き、「安全運転」について学びました。午前中は、ドライバーとしての基本や交通マナーの重要性、点検を怠った場合の事故事例などについて講義を受けました。
午後から、実技を主体とした日常点検の適切なやり方、トラブルが発生した際の対処方法などを学び、「安全運転」の大切さを再認識しました。
宮崎県下一斉に行われた「クリーンアップ宮崎」に併せ、県下で海岸林を管理している宮崎北部・西都児湯・宮崎・宮崎南部森林管理署が、自署の海岸林を一斉に清掃しました。
各署とも、宮崎県民の貴重な財産である海岸林をより良いものとして後生に引き継ぐことを目的に、県、関係市町村、ボランティア、民間団体などと連携・協働し、早朝より清掃活動を行いました。
直方森林事務所管内の福岡県の福知山(901㍍)の山頂近くに「筑豊山の会」(太田徹哉会長)が建設していた福智山バイオトイレがこのほど完成し、完成式典が行われました。
同トイレは環境保全型のバイオトイレで、同会が募金活動から資材の運搬・建設まで主体となってボランティアで行い、約1年半かけて完成し、愛称は「やまぼうし」と命名。今までトイレがなく辛い思いをしていた女性や子どもらも、今後は気軽に登山が楽しめるようになりました。
12月1日もって、次の合宿所等の厚生施設を廃止いたしましたのでお知らせします。
当局では10月27日、局長室において平成17年度の国有林材販売協力者に対して感謝状贈呈式を行いました。
これは「国有林材のPR月間」の記念行事の一つとして、一般競争入札・分収育林の高額買受者と間伐の多量買受者の12社を招いて行ったもので、山田壽夫局長が感謝状と記念品を贈呈しました。
贈呈後、山田局長が「皆様のご協力に厚く感謝いたします。森林・林業・木材業界にとって大変厳しい状況にありますが、今後ますますのご健勝・ご繁栄をお祈りします」と受賞者に謝意を述べました。
なお、受賞者は次のとおりです。(順不同・敬称略)
木脇産業株式会社 代表取締役木脇義貴
都城森林組合 代表理事組合長兒玉了俊
吉田産業合資会社 代表社員吉田利生
日南製材事業協同組合 理事長高嶺清二
日高勝三郎商店 日高勝三郎
球磨川流域林業事業協同組合 代表理事 永山芳宏
株式会社泉林業 代表取締役泉忠義
西諸地区森林組合 代表理事組合長 宇都一郎
有限会社鶴永林業 代表取締役鶴永一義
耳川流域国有林間伐推進事業協同組合 理事長尾前富男
山佐木材株式会社 代表取締役佐々木幸久
堀木材有限会社 代表取締役堀俊成
(担当=販売課)
巨木の概要 所在地=鹿児島県熊毛郡上屋久町大字宮之浦宮之浦岳国有林(屋久島森林管理署管内)、樹種=スギ、樹高=26m、幹周=810cm、樹齢=3000歳(推定)。 巨木周辺の状況 巨木は白谷雲水峡に生育し、ここでは原生林を容易に鑑賞することができる。
森林レクリエーション地区として、昭和49年3月自然休養林に指定。ヤクスギを含む天然照葉樹林の眺めが素晴らしい。また、珍しい地床植物があり、その中を流れる白谷川の清流、重なり合った巨岩、切りたった渓谷等が見られる。川岸のサツキ、サクラツツジの彩りはまさに自然の庭園である。 近年は、来訪者の増加に伴い、巨木への影響が出てきている。接し方には十分な配慮が必要。