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高梁市の市街地に聳える臥牛山は、山頂に現存する山城では最高所にある備中松山城があり、多くの観光客が訪れています。
区域内には、巨樹巨木100選に選ばれた樹齢350年のアベマキを始め、数多くの樹木や野鳥が生育しています。
また、サルの生息地として天然記念物にも指定されています。
臥牛山に歴史を刻む備中松山城 |
臥牛山風景林は、「おしろやま」の愛称で広く市民に親しまれています。 山頂に程近い標高430m付近に建築された「備中松山城」は、現存する山城としては全国で最も高いところにあることで有名です。 この城の歴史は仁治元年(1240)有漢郷(現上房郡有漢町)の地頭に任ぜられた相模の国の住人秋庭三郎重信が大松山に砦を開いたことに始まります。 現在の「備中松山城」は天和3年(1683)、松山藩主水谷勝宗の手によって完成したものと言われています。 天然の巨石を天守台として利用した木造本瓦葺、二層二階建の天守は、内部に岩石落としの仕掛けや、籠城に備えた石づくりの囲炉裏・装束の間・御社壇など、手の込んだ造りがなされています。 また、漆喰の白と腰板の黒が鮮やかな外観は四季折々の葉色に映え、さながら錦絵にも似たその風情は訪れる人々の心を往時へと誘います。 |
JR伯備線中高梁駅から車で約20分
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