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「遊々の森」は、小・中学校における「総合的な学習の時間」の導入に伴い、子どもたちが森林の中で様々な自然体験や自然学習などを行うフィールドとして国有林野を提供するとともに、学校等の体験活動実施にあたっては、森林管理署が現地案内や助言などの協力を行う制度で、平成14年度から始まりました。
現在、岡山森林管理署では2箇所の「遊々の森」が設定されています。
平成14年12月9日に哲多町長(平成17年3月31日合併により、新見市となる。)と協定を締結しました。
「金ボタル」をシンボルに森の中で盛り(モリ)沢山の自然と、モリモリ遊びモリモリ学習ということで「遊々の森 金ボタル 森モリ体験コース」と名付けられました。
目的は、「金ボタル(小型ヒメボタル)」の生息地として有名な新見市において、ホタル・森林という大きな自然の宝を、子ども達に遊びの中で学習・交流してもらうために活用することです。
協定締結の際には、新砥小学校生徒とともに現地に看板を設置し、ボダイジュの苗木を植栽しました。
また、平成15年度~17年度には、近隣の小学校を対象に自然観察会や木工クラフトを実施して、森林環境教育等の場などに活用されています。
平成16年12月10日に大佐町長(平成17年3月31日に合併により、新見市となる。)と協定を締結しました。
この地域では、自然や清流に関する住民の関心が高く、地域振興の一環として「備作山地県立自然公園の御洞渓谷から赤松渓谷の一帯」が「西の奥入瀬」と呼ばれるような景勝地を目指しています。
ボランティア団体の協力を得て、御洞渓谷の案内看板の設置や歩道整備等を行い、より多くの方に親しんでもらうことを目的としています。
協定締結の際には、協定調印式としてセレモニーが行われ記念植樹や林内ウォーキング等が実施されました。
また、平成21年~23年度には下刈や林内清掃も実施されて森林整備体験や森林環境教育等の場に活用されています。