ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 三重森林管理署 > 森林と親しもう! > 森林事務所の紹介 > 尾鷲森林事務所 > 尾鷲部内の国有林の概要
当部内国有林は台高山系大台ヶ原の南東部に連なり、奈良県と接する山並みは非常に険しく、谷筋は断崖絶壁をなし、渓谷美豊かな自然をかもしだしている。標高は120m~1,450m(暖温帯~冷温帯)の広きに渡り、前述の険しい山並みと合わさって幅広い生物の生息環境を生み出している。
多様な環境はカモシカ、シカ、クマ等の野生動物、スダジイ、アカガシ、ブナ等の暖温帯~冷温帯の植物の生息・生育を可能としている。
一方、動物相の豊かさは植裁木への被害も招いている。特にシカによる造林木への被害は著しく、シカに対する獣害対策が本地域の造林作業の鍵を握っていると言える。
(国有林名をクリックしてみてください。)