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更新日:2011年3月3日

「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催

    2月25日(金曜日)14時から、嵐山意見交換会に続いて、嵐山国有林内において、植樹行事「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催しました。
    この「嵐山植林育樹の日」は、昭和57年から毎年2月25日に嵐山保勝会との共催により開催している植樹行事で、今回で30回目となります。
京都市立嵯峨中学校による記念植樹は、昨年に続き2回目となります。嵯峨中学校の生徒会が、昨年12月に嵯峨・嵐山エリアを「灯り」と「花」で演出したイベント「嵐山花灯路」において、生徒手づくりの品を出展・販売した収入により、地域のために嵐山での植樹を行うと計画されました。嵐山保勝会を通じて、当所に記念植樹の相談があったことから、嵐山国有林にヤマザクラの苗木3本を植樹して頂くこととなりました。
    当日は、嵐山保勝会より15名、嵯峨中学校より宮﨑幹也校長をはじめとする2名の教諭と、生徒会を代表して2年生15名が参加しました。来賓として、意見交換会の関係者10名の方々に出席して頂きました。
    当所からは、外山所長をはじめとする職員10名が植樹指導に当たりました。

    開会式では、まず、外山所長から、「嵐山植林育樹の日」については、これまで、皆様の協力により植樹を行って頂いてきたところでありますが、新たな取扱方針を踏まえて、今後は、記念植樹以外の保安林整備による樹木の植栽を私どもの事業として責任を持って実行していくことにしております。引き続き、嵐山の景観保全に向けた取組を更に強化していきたいと考えておりますので、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いする旨の挨拶を行いました。続いて、嵐山保勝会石川会長からは、30回という永きに亘って京都大阪森林管理事務所といっしょになって嵐山に木々を植えてきました。今後も地元関係者の協力の下、継続して嵐山の植林や森林整備に関わっていきたい旨の挨拶がありました。
    続いて、出席者紹介の後、宮崎校長から外山所長に、生徒が国有林内で植栽するヤマザクラ3本の目録授与が行われました。 

 

所長挨拶 石川会長挨拶 目録授与

外山所長挨拶

嵐山保勝会石川会長挨拶

嵯峨中学校からの目録授与

 

    記念植樹の場所に移動し、6本のヤマザクラに参加者全員が各々分散し、大きく育てとの願いを込めて丁寧に土を入れ、しっかり踏み固めました。

 

記念植樹1 記念植樹2

嵯峨中学校生徒による記念植樹

嵐山保勝会会員による記念植樹


    記念標柱をバックに、参加者の記念写真を撮った後、司会の髙山流域管理調整官より御礼の挨拶を述べ植樹行事を終了しました。

集合写真

参加者全員により記念写真

 

    その後、嵐山保勝会参加者の方々には、野村調整官の案内により、第28回及び第29回植樹箇所の生育状況を見ていただきました。 

 

説明会

野村治山調整官による現地説明風景

 

    また、嵯峨中学校の生徒には、記念植樹したヤマザクラをシカなどの動物の被害から守るためには、1本ずつ囲いを設置する必要があることなど、ミニ森林環境講座を高田森林再生支援センター常務理事(嵐山意見交換会専門委員)より行っていただきました。生徒たちは、初めて聞く話を熱心に聞いていました。時間の都合上、生徒たちには防鹿柵の設置作業を行っていただくことはできませんでしたが、嵐山の現状を少しでも理解していただけたのではないかと思っています。

 

高田先生

高田森林再生支援センター常務理事による

ミニ森林環境講座

 

    一晩でも保護しないと忽ちシカの食害に遭うことから、職員において防鹿柵の取り付け作業を行いました。

 

柵設置1

京都所職員による防鹿柵の設置の様子


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