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「地域管理経営計画有識者懇談会」の委員が箕面国有林を視察

11月27日(金曜日)に、箕面国有林において、近畿中国森林管理局の主催による「地域管理経営計画有識者懇談会」現地検討会が開催されました。「地域管理経営計画有識者懇談会」は、国有林における地域管理経営計画の樹立に当たって、学識経験者等から意見を聴取する組織で、13名の委員から構成されています。今年度は、当所の所管する大阪森林計画区において、来年度からの5年間を計画期間とする地域管理経営計画を樹立することから、計画樹立に先立って、現地での検討会が開催されることとなりました。
現地検討会には、懇談会より9名の委員が参加するとともに、近畿中国森林管理局より野口計画部長ほか5名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより2名、当所より福田所長と高山流域管理調整官が出席しました。

当日は、まず、箕面国有林のうち「清水谷」と呼ばれる場所を見学して頂きました。清水谷では、福田所長より、箕面国有林の概要について説明した後、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の設立、「清水谷ビジョン」の策定、「勝尾寺園地整備計画」の策定、箕面国有林におけるニホンザル対策などのトピックを紹介しました(※説明資料(PDF:5.8MB))

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清水谷で箕面国有林の概要等を説明する福田所長

委員からは、様々な市民団体との合意形成における難しい点や成功の秘訣などについて質問があるとともに、生物多様性保全のための森林施業の必要性や日常的な歩道管理の必要性などについて発言がありました。
その後、箕面国有林内の「エキスポ記念の森」に移動して、箕面森林環境保全ふれあいセンターの田中自然再生指導官より、現在実行中の「箕面体験学習の森」整備事業について説明が行われました。

昼食後は、箕面市が国有林内に設置したニホンザルの餌付施設に移動して、箕面市教育委員会の河原参事より、箕面山に生育するニホンザルの現状と今後の取組について説明が行われました。箕面国有林周辺には、天然記念物に指定されたニホンザルが約600頭生息しており、箕面市では、「ニホンザル保護管理計画」を策定して、個体数の増加抑制や猿害防止に取り組んでいます。その一環として、箕面市では、国有林内でニホンザルの餌付けを行い、極力、サルが人間社会に近寄らないように努めています。委員たちは、箕面市によるきめ細かな対策に強い関心を示していました。

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ニホンザルの現状と今後の取組について説明する河原参事

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