ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催


ここから本文です。

国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催

10月28日(水曜日)に、大悲山国有林(京都市)において、京都府及び大阪府国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催しました。大悲山国有林では、本年度の製品生産事業(※民間企業への請負事業)を実行中であることから、作業路網による集材作業を視察して頂くとともに、「森の巨人たち百選」にも選ばれた「大悲山の三本杉」を見学して頂きました。見学会には、大阪府及び京都府内の関係者5名が参加しました。当所からは、福田所長、荘司総務調整官、今井業務調整官、松本収穫生産販売主幹の4名が運営に当たりました。

当日は、大悲山国有林の入口において、福田所長より、開会の挨拶を述べた上で、大悲山国有林の概要について説明を行いました。続いて、今井業務調整官より、近畿中国森林管理局による「低コスト路網生産システム」について紹介するとともに、大悲山国有林における製品生産事業の実行状況について、詳細なデータを交えながら説明を行いました。
※説明資料(PDF:1.2MB)

13
大悲山国有林の概要を説明する福田所長

説明終了後、現場に移動して、作業路網による集材作業の見学を行いました。当日は、請負事業体がグラップル(※丸太を掴む機能を有する重機)により、伐倒済みの立木を作業路上に引き出した上で、チェーンソーで玉切りを行い、路肩に集積する作業を行いました。参加者達は、グラップルにより効率的に集材作業を行う様子を感心しながら見学していました。
14
グラップルによる集材作業の様子

続いて、既に集材作業が終了している箇所まで移動して、間伐後の森林の状態を視察して頂くとともに、簡単な意見交換を行いました。意見交換では、今回の事業における生産コストと民有林で補助事業を活用した場合における生産コストとの比較を行うとともに、作業路の作設手法などについて技術的な質疑応答を行いました。
15
意見交換の様子
その後、「大悲山の三本杉」の見学を行いました。「三本杉」は、一株から三本の幹が並び立ったスギの巨木で、樹高は40m以上あると考えられています。参加者達は、一様に、「三本杉」の大きさに圧倒されていました。


「大悲山の三本杉」
16

最後に、国有林の入口まで戻り、福田所長より、今後も関係府・市町村と連携しつつ、国有林野事業を進めていきたいので、ご理解、ご協力をお願いしたい旨挨拶を述べて、閉会としました。

参加者からは、「しっかりとしたデータを説明してもらったので、現地での比較検討がしやすく勉強になった」「間伐の収支や作業路の規格についても説明してもらったので、今後の参考になった」「国有林での取組を民有林でどう活かしていくかを考えることができた」などの感想が寄せられました。
当所では、今後も、関係者を対象とする管内国有林の現地見学会を開催していく方針です。

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

森林管理局の案内

リンク集