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更新日:2011年3月4日

メールニュース「平安」41号配信しました。

                   ********平安********
                   ********第41号*******
                          === 平成23年3月4日 ===
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            ┃    林野庁近畿中国森林管理局                                        ┃
        ┌╂┐京都大阪森林管理事務所メールニュース                  ┃ 
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(目次)
1.2月のニュース
(1)今年も東大寺「お水取り」用に国有林のマダケを提供
(2)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が箕面国有林(清水谷)において防鹿柵を設置
(3)京都上労働基準監督署との合同パトロール及び「労働災害防止対策意見交換会」を開催
(4)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第15回例会を開催
(5)遊々の森「きぬかけの森」で巣箱はずしを体験
(6)「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催

2.3月の予定

 1.2月のニュース 

 (1)今年も東大寺「お水取り」用に国有林のマダケを提供

    2月2日(水曜日)、御立籔(おたてやぶ)国有林(京都府木津川市)において、マダケ50本を、昨年に引き続き東大寺二月堂の「お水取り(修二会:しゅにえ)」行事に使用するため提供しました。

    東大寺関係者の話では、近年お水取り行事の松明に使用するマダケ(5年生程度の古竹で、目周り長25~29cm、直材6m)の入手が東大寺近隣の竹林からは入手困難になってきており、遠方の地域から調達せざるを得ない状況にあるとのことでした。
    御立籔国有林は、東大寺から車で約20分の距離に位置し、松明に適した竹材が入手可能であることから、昨年から提供しています。
運び出された竹材の中から、10本の「お松明」が選別され、残りの竹材は、「火の行」とも言われる「お水取り」で使われる何種類もの松明や花器などに加工されます。これらは、すべて、「修二会」を裏で支える「童子」たちによって作られることとなります。
    なお、花器用の根付きの竹材は、熱湯できれいに洗われ、花入れ部分の加工が施されます。お水取りの行事に使われた後は、信者の手元に渡るそうです。水受の部品(金属の器やガラスコップ)を追加し、手入れが良いと永い年月使用できるとのことです。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230202omizutori.html


 

(2)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が箕面国有林(清水谷)において防鹿柵を設置

《2月8日》
    2月8日(火曜日)に、箕面国有林(清水谷)において、防鹿柵の設置が行われました。

    今回の取組は、箕面の森林において、ニホンジカなどの要因により、林床植生の衰退が進んでいると言われており、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」では、生物多様性確保に配慮し、箕面国有林(清水谷)の植生維持保護を目的として、「清水谷を守る会」をはじめ多くの市民団体と連携して、防鹿柵の設置を行うこととしたものです。
    今回の作業には、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」より清水谷を守る会、NPO日本森林ボランティア協会、NPOみのお山麓保全委員会などの関係者18名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより2名、当所より高山流域管理調整官、吉岡箕面森林官、白木主幹、二宮係員の4名、合計24名が参加しました。 

   http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230208simizutaninosikanetto.html 


《2月22日》 
   2月8日(火曜日)に箕面国有林(清水谷)において、2箇所の防鹿柵の設置が行われましたが、1箇所が未完成のままの状態でした。
   2月22日(火曜日)、前回作業の続きとして、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」みのお山麓保全委員会などの関係者15名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより1名、当所より吉岡箕面森林官、二宮係員、中本基幹作業職員の3名、合計19名で設置作業を行いました。
   まず最初に、鎌谷協議会代表より、参加者への御礼の挨拶がありました。次に、高島事務局長より、作業手順や安全作業についての説明を行い、それぞれの箇所に分かれて作業に取りかかりました。
   前回、設置作業を経験しているため、作業は効率的に進み、アンカーを設置する組、ロープーを編む組、ロープを設置して固定する組、林床に散乱している末木枝条を整理する組など効率的な設置が行われました。
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230222bourokusaku_simizudani/230222bourokusaku_simizudani.html

 

(3)京都上労働基準監督署との合同パトロール及び「労働災害防止対策意見交換会」を開催

    2月17日(木曜日)に、京都上労働基準監督署との共催により、神山国有林において合同パトロールを行うとともに、所会議室にて、労働災害防止対策意見交換会を開催しました。
    京都上労働基準監督署より、徳田隆男安全衛生課長が、当所より、主任安全管理者をはじめ安全衛生委員外8名が参加しました。
    まず、合同パトロールでは、神山国有林9林班において、請負事業体が実行中の治山災害対策工事箇所の点検を行いました。
    工事の監督職員でもある治山主幹から工事の概要を説明し、その後、工事現場において、(1)高さ10m以上の地山掘削を行う際は労働安全衛生法第88条に基づいて、労働基準監督署へ届出が必要(2)土砂崩壊及び浮き石等の転落防止措置(3)建設機械及び車両の逸走防止の措置(4)建設機械の定期自主検査(5)リスクアセスメントに基づいた現場での労働災害防止措置について指導が行われました。
当所に移動後、所会議室において意見交換を行いました。徳田課長から、現場でのパトロール結果の総括、労働災害発生状況、リスクアセスメント、危険予知活動について説明が行われ、発注者としてどのように安全管理を行っていけばよいのかについて意見交換しました。

    http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/zyoho/230218roudoukijyunnkanntokusho/230218roudoukijyunkantokusho_pato.html

 

(4)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第15回例会を開催

    2月17日(木曜日)に、箕面市役所会議室において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第15回例会が開催されました。
今回の例会では、「清水谷における『シカ害』対策」、「『箕面の植物』の報告書発行」、「案内板や道標等の整備」、「2010年度(平成22年度)の主な活動報告(案)及び収支予算書(案)」などについて審議等を行いました。さらには、京都大阪森林管理事務所による「平成22年度の森林整備等事業実施状況」について、報告が行われました。当日は、箕面国有林で活動する市民団体から10名の委員及び関係行政機関から7名の行政関係委員、傍聴参加3名が参加しました。当所からは、外山所長、香呂指導普及主幹、吉岡箕面森林官の3名、箕面森林環境保全ふれあいセンターからは、清水所長が出席しました。
鎌谷協議会代表から挨拶があった後、高島事務局長から配付資料の確認及び議題の取扱い等について説明がありました。
次回会合を4月21日(木曜日)、総会を5月19日(木曜日)に開催する予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230217minooreikai_no15/230217minooreikai_no15.html

 

(5)遊々の森「きぬかけの森」で巣箱はずしを体験


    2月18日(金曜日)に、衣笠山国有林「きぬかけの森」において、京都森林インストラクター会(5名)の指導により、金閣小学校4年生を対象とする森林体験学習が開催されました。今回の体験学習では、昨年3月に取り付けた巣箱の取りはずし作業を行いました。当所からは、片山上席調整官と坪倉上賀茂森林官の2名が協力に当たりました。
当日は、まず、金閣小学校の体育館において、片山上席調整官より開会の挨拶を述べた後、京都森林インストラクター会の講師から『巣箱の結果報告・野鳥の役割』、『衣笠山の野生動物』、『衣笠山の人と森との関わり』などについて説明が行われました。
    当日は、衣笠山山頂までの森林散策を予定していましたが、前日の雨の影響で、山裾に広がるヒノキ林、コナラの森、シイの森の散策となりました。まず、坪倉上賀茂森林官からのヒノキ人工林に関する説明を皮切りに、各講師によるコナラの森やシイの森の特徴について説明を聞きながら林内を散策しました。
巣箱の取りはずしでは、班毎に、一年前に設置した巣箱をはずして、学校に持ち帰りました。巣箱には、蜂の巣、鳥のフン、クモ類が入っているものもあり、ふたを開ける度に児童達の歓声が森の中に響いていました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230218kinukake_subakohazusi/230218kinkakusyo_subakohazusi.html

 

(6)「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催

  

  2月25日(金曜日)14時から、嵐山意見交換会に続いて、嵐山国有林内において、植樹行事「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催しました。
この「嵐山植林育樹の日」は、昭和57年から毎年2月25日に嵐山保勝会との共催により開催している植樹行事で、今回で30回目となります。
京都市立嵯峨中学校による記念植樹は、昨年に続き2回目となります。嵯峨中学校の生徒会が、昨年12月に嵯峨・嵐山エリアを「灯り」と「花」で演出したイベント「嵐山花灯路」において、生徒手づくりの品を出展・販売した収入により、地域のために嵐山での植樹を行うと計画されました。嵐山保勝会を通じて、当所に記念植樹の相談があったことから、嵐山国有林にヤマザクラの苗木3本を植樹して頂くこととなりました。
当日は、嵐山保勝会より15名、嵯峨中学校より宮〓幹也校長をはじめとする2名の教諭と、生徒会を代表して2年生15名が参加しました。来賓として、意見交換会の関係者10名の方々に出席して頂きました。
当所からは、外山所長をはじめとする職員10名が植樹指導に当たりました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/230225arasiyamakinensyokujyu.html

 

2.3月の予定

 
3月1日(火曜日)自然配植技術等に関する勉強会
3月2日(水曜日)JICA研修(中国研修生)〈嵐山国有林〉
3月8日(火曜日)~9日(水曜日)低コスト造林検討会
3月15日(火曜日)JICA研修(ベトナム研修生)〈高台寺山国有林〉
3月17日(木曜日)京都府との連絡調整会議
3月18日(金曜日)森林環境の保全・整備連絡調整会議
3月18日(金曜日)安全衛生委員会
3月24日(木曜日)~25日(金曜日)出所日

 

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