ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催
更新日:2011年3月3日
2月25日(金曜日)14時から、嵐山意見交換会に続いて、嵐山国有林内において、植樹行事「第30回嵐山植林育樹の日」並びに「嵯峨中学校記念植樹」を開催しました。 開会式では、まず、外山所長から、「嵐山植林育樹の日」については、これまで、皆様の協力により植樹を行って頂いてきたところでありますが、新たな取扱方針を踏まえて、今後は、記念植樹以外の保安林整備による樹木の植栽を私どもの事業として責任を持って実行していくことにしております。引き続き、嵐山の景観保全に向けた取組を更に強化していきたいと考えておりますので、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いする旨の挨拶を行いました。続いて、嵐山保勝会石川会長からは、30回という永きに亘って京都大阪森林管理事務所といっしょになって嵐山に木々を植えてきました。今後も地元関係者の協力の下、継続して嵐山の植林や森林整備に関わっていきたい旨の挨拶がありました。
記念植樹の場所に移動し、6本のヤマザクラに参加者全員が各々分散し、大きく育てとの願いを込めて丁寧に土を入れ、しっかり踏み固めました。
その後、嵐山保勝会参加者の方々には、野村調整官の案内により、第28回及び第29回植樹箇所の生育状況を見ていただきました。
また、嵯峨中学校の生徒には、記念植樹したヤマザクラをシカなどの動物の被害から守るためには、1本ずつ囲いを設置する必要があることなど、ミニ森林環境講座を高田森林再生支援センター常務理事(嵐山意見交換会専門委員)より行っていただきました。生徒たちは、初めて聞く話を熱心に聞いていました。時間の都合上、生徒たちには防鹿柵の設置作業を行っていただくことはできませんでしたが、嵐山の現状を少しでも理解していただけたのではないかと思っています。
一晩でも保護しないと忽ちシカの食害に遭うことから、職員において防鹿柵の取り付け作業を行いました。
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