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京都大阪森林管理事務所

岩倉北おやじの会の取組

岩倉北小学校森林警備隊からの活動報告

岩倉北小学校「おやじの会」の岩北森林警備隊(4・5・6年児童で組織35名)は,7月23日に裏山(岩北山)に入り,「山の木の声を聞く会と植物採集」を実施。内容は,松を素材にした森林体験学習。弁当持ちで雨の中で1日様々な自然を発見。自分たちの見守る松も決めました。
8月5日には,森林総合研究所に岩北森林警備隊とおやじ・保護者で見学学習にお伺いし,森林警備隊員は,様々な学習をし,松に関わる質問についての黒田慶子先生からお答えいただいたり,「それは自分たちで調べてみてはどうですか。」など今後の観察意欲につながるご指導をいただきました。
9月30日(土曜日)に,岩北森林警備隊の「調査と自然遊び2」を計画していた矢先,岩北山(裏山)で児童が見守り続けていた松の内,2本の松枯れと思われる状況を児童が発見し,私に報告がありました。早速,全員を集め当日確認したところ,警備隊員は,なすすべがない松枯れを始めて深刻なものとして受け止めました。2本の松は残念ですが,児童にとってやっと大変でとてつもなく大きな問題であるという認識を与えてくれた松です。松枯れであるかどうかの判定を早速,黒田慶子先生にお願いしました。すぐに,返答をいただきました。2本のうち1本は松枯れと考えられるがマツノザイセンチュウを確認しないと断定できないという事で,マツノザイセンチュウを抽出する方法も教えていただきました。もう1本も松枯れの可能性があるとのことでした。

「岩倉北おやじの会」事務局長寺田克彦

※ 次ページの写真は、7月23日のマツを題材にした体験教室の様子です。目隠しをして松の木を感じ、再度探しに来るという活動のほか、マツの枯れ木を数えるという活動をしました。写真をメディア向けに使用することについて、本人・保護者から承諾を得ています

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