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京都大阪森林管理事務所

(社)京都モデルフォレスト協会と「ふれあいの森」協定を締結、オムロン(株)が森林整備活動を支援

2009年4月22日

活動報告

この度、当所では、(社)京都モデルフォレスト協会と京都市内の長刀坂国有林(約14ha)を対象とする「ふれあいの森」協定を締結することにより、同協会による活動フィールドとして、「長刀坂モデルフォレスト」を設定しました。(社)京都モデルフォレスト協会では、森林所有者、地域住民、企業、NPO、大学、行政等が連携して、府民みんなで京都の森林を守り育む「京都モデルフォレスト運動」を展開しています。

(社)京都モデルフォレスト協会では、「ふれあいの森」協定の締結を踏まえて、「長刀坂モデルフォレスト」における森林の利用保全活動を推進するため、オムロン(株)、オムロン労働組合並びに京都府と「森林の利用保全に関する協定」を締結して、四者の連携により、アカマツ林再生や野鳥の森づくり、歩道づくりなどに取り組むこととしました。オムロン(株)は、同社の社名が「御室(おむろ)」と呼ばれる仁和寺の近隣で創業されたことに由来することから、今般、仁和寺に程近い長刀坂国有林での森林整備活動に協力して頂けることとなりました。

嵯峨野の広沢池から見た長刀坂国有林(中央付近)

両協定の締結を受けて、4月21日(水曜日)に、京都府公館において、京都市内の長刀坂国有林を対象とする「ふれあいの森」協定交換式並びに「森林の利用保全に関する協定」調印式が開催されました。

当日は、まず、「ふれあいの森」協定交換式として、朝比奈清近畿中国森林管理局長と柏原康夫(社)京都モデルフォレスト協会理事長が協定書を交換した上で、「森林の利用保全に関する協定」調印式として、立石義雄オムロン(株)代表取締役会長、東影英樹オムロン労働組合京都支部執行委員長、山田啓二京都府知事並びに柏原(社)京都モデルフォレスト協会理事長が協定への署名を行いました。

左から、山田知事、柏原理事長、立石会長、東影委員長、朝比奈局長

署名終了後、まず、朝比奈局長より、長刀坂国有林は京都嵯峨野の背景林となっているが、よく見ると松枯れが広がりつつある、今般、京都モデルフォレスト協会、(株)オムロン、オムロン労働組合並びに京都府の連携により、森林整備に取り組んでいただけることをうれしく思う、関係者の取組により、京都における森林景観が再生されることを期待している等コメントを述べました。

続いて、立石会長より、森林保全活動を通じて環境への意識を高め、循環型社会の実現につなげたい旨、東影委員長より、労働組合としても環境保全の取組を強化したい旨、柏原理事長より、モデルフォレスト運動を全国に広げていきたい旨、山田知事より、国有林でモデルフォレスト運動を展開できることをうれしく思う旨、それぞれコメントがありました。

今後、(社)京都モデルフォレスト協会では、同協会の会員やオムロン(株)の社員、地域住民等の協力を得つつ、「長刀坂モデルフォレスト」において、広葉樹の除伐や地表の落ち葉の除去等を行い、アカマツ林の再生や野鳥の森づくりに取り組む予定です。当所としては、同協会による取組を積極的に支援する方針です。

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