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京都大阪森林管理事務所

マレーシア森林研究所の研究者が高台寺山国有林を視察

2009年3月27日

活動報告

3月26日(木曜日)に、(独)国際農林水産業研究センターの招聘により来日した、マレーシア森林研究所林業部のシャムスディーン・イブラヒム部長と同研究所林業バイオテクノロジー部のノルワティ・ムハンマド生物工学・製薬プログラム長が当所を来訪しました(同行:後藤忠男(独)国際農林水産業研究センター林業領域長)。
(独)国際農林水産業研究センターでは、マレーシア森林研究所との間で、フタバガキ科天然林の持続的管理に向けて、遺伝的多様性に配慮した択伐技術改善の研究プロジェクトを行っていることから、今回、両研究者を招聘して、当所管内の国有林を視察していただくこととなりました。

当日は、所内にて、福田所長より英語で管内概要を説明した後、高台寺山国有林に移動して、東山山頂公園から清水寺境内まで1時間ほど徒歩にて林内を視察して頂きました。林内では、福田所長から、林況の歴史的変遷、カシノナガキクイムシ被害木の処理状況、防火貯水槽・防火管理道などの防火施設、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験などについて説明を行いました。

高台寺山国有林の林内視察の様子

イブラヒム部長とムハンマドプログラム長からは、カシノナガキクイムシ被害木の活用方策や森林火災の頻度、野生動物の被害などについて熱心な質問がありました。
イブラヒム部長とムハンマドプログラム長は、3月27日から29日にかけて京都大学で開催される第120回日本森林学会に参加した後、帰国する予定です。

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