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京都大阪森林管理事務所

(社)京都モデルフォレスト協会が安祥寺山国有林で「森の健康診断」を実施

2009年3月16日

活動報告

3月14日(土曜日)に、安祥寺山国有林において、(社)京都モデルフォレスト協会の主催による「森の健康診断」が実施されました。

安祥寺山国有林は、当所と京都森林インストラクター会がNPO等による自主的な森林整備へのフィールド提供を目的として協定を締結した「ふれあいの森」であり、同会により、森林インストラクターの技能向上や市民を対象とする森林環境教育の場として活用されています。

森林には、二酸化炭素の吸収や水源の涵養・土砂流出の防止などの役割が期待されています。森林の有する機能を十分に発揮するためには、間伐をはじめとした森林の手入れが必要です。手入れのためには、植栽木の混み具合はどうかなど、森林の状態を知らなければなりません。

「森の健康診断」は、これまで経験を積んだ専門家でないと把握が難しかった森林の状態を、100円ショップでも揃えられる簡単な道具を使って、一般の方でも簡単に調べることができる手法です。

「森の健康診断」使用した道具の一部

当日は、(社)京都モデルフォレスト協会の加入者と一般参加者計14名が、京都森林インストラクター会の森林インストラクターの指導を受けながら、「森の健康診断」の実施に取り組みました。簡易な測定器具を使って、調査地の植生や混み具合を調査し、最後にとりまとめ・発表を行いました。

「森の健康診断」の様子

参加者は、森林に対して高い関心をお持ちの方ばかりでした。今回の研修で学んだことは、日頃の活動に確実に役立つことでしょう。

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