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京都大阪森林管理事務所

コンゴ河流域諸国の森林行政官が高台寺山国有林を視察

2009年2月24日

活動報告

2月20日(金曜日)に、JICAの招聘により来日したコンゴ河流域諸国の森林行政官9名が当所を来訪して、高台寺山国有林の視察を行いました。JICAでは、来年度から、世界第二位の熱帯雨林を擁するコンゴ河流域諸国の森林行政官を日本に招いて、森林保全に向けた研修を開始する予定となっています。このため、研修の開始に先立ち、ブルンジ、カメルーン、ガボン、コンゴ民主共和国、赤道ギニア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、チャド8ヶ国の政府高官を招いて、日本の森林政策や最新技術についての視察して頂くとともに、関係者との意見交換を行うこととなりました。当所では、「世界文化遺産地域における森林の保護管理」をテーマとして視察をして頂きました。

当日は、まず、所内にて、福田所長より、当所の管内概要と最近の主な取組について説明を行いました。参加者からは、カシノナガキクイムシによる被害の発生原因や「社寺上知令」が発出された理由などについて熱心な質問がありました。

福田所長より管内概要を説明

続いて、高台寺山国有林に移動した後、福田所長の案内により、東山山頂公園から清水寺まで高台寺山国有林の林内を視察して頂きました。福田所長からは、林内を1時間半ほど歩きながら、高台寺山国有林の歴史的変遷やカシノナガキクイムシの被害対策、「京都伝統文化の森推進協議会」による活動などのトピックについて紹介を行いました。参加者達は、自国とは全く違う森林の状態に感心しながら、終始熱心に説明を聞いていました。清水寺到着後、参加者達は、清水寺の背後に立派な国有林があることに驚きの声を上げていました。

高台寺山国有林の林内視察の様子

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