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京都大阪森林管理事務所

2008年高台寺山国有林で薪割イベントを開催

2008年12月24日

活動報告

12月19日(金曜日)に、高台寺山国有林において、「京都伝統文化の森推進協議会」の主催による薪割イベント「東山薪割プロジェクト」が開催されました。

高台寺山国有林では、平成17年にカシノナガキクイムシによる枯死木被害が発生してから、枯死木の伐倒・くん蒸処理を行ってきましたが、これまで、処理済みの伐倒木は一部搬出したものの、多くは林内に放置されてきました。このため、今般、「京都伝統文化の森推進協議会」では、伐倒木の有効活用を図るため、市民参加による薪割イベントを開催することとしました。薪割イベントには、同協議会の活動協力団体である祇園商店街振興組合、粟田自治連合会、弥榮自治連合会、清水自治連合会、清水寺門前会、ウェスティン都ホテル京都などから約30名が参加しました。スタッフとして、京都市役所より、平嶋農林振興室長、高橋林業振興課長ほか8名、当所より、福田所長、元山流域管理調整官、仁平東山森林官が参加しました。

当日は、高台寺山国有林内の防火貯水槽付近に集合した後、平嶋室長から開会の挨拶がありました。続いて、高橋課長が斧による薪割作業のデモンストレーションを披露した後、5班に分かれて、カシノナガキクイムシ被害木の薪割作業に取り組みました。カシノナガキクイムシ被害木の多くは、適度に乾燥していることから、斧で簡単に割ることができました。割った薪は荒縄で結束して、集積しました。1時間ほどの作業で、50束程度の薪を生産することができました。生産した薪については、協議会関係者で試用する予定となっています。

薪割り作業のデモンストレーション

みんなで楽しく薪割をしました!!

最後に、当所より、今年度のカシノナガキクイムシによる被害木の処理予定などについて紹介を行った後、解散となりました。

みんなで割った薪の前で記念撮影

当所では、今後とも、「京都伝統文化の森推進協議会」による活動を積極的に支援する方針です。

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