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京都大阪森林管理事務所

高台寺山国有林・銀閣寺山国有林で「国有林モニター」の現地見学会を開催

2008年12月19日

活動報告

12月17日(水曜日)に、高台寺山国有林及び銀閣寺山国有林において、近畿中国森林管理局の「国有林モニター」による現地見学会を開催しました。近畿中国森林管理局では、国有林について広く一般の方々からのご意見・ご要望を聴取することを目的として、管内14府県に在住する満16才以上の男女約80名に「国有林モニター」としてご協力して頂いています。今回の現地見学会には、今年度の「国有林モニター」のうち14名にご参加頂きました。また、案内役として、近畿中国森林管理局から橋爪企画調整室長ほか3名が、当所から福田所長と元山流域管理調整官が参加しました。

当日は、JR京都駅に集合した後、バスで東山山頂公園に向かいました。東山山頂公園では、福田所長より、当所の概要と京都市周辺の国有林について紹介した上で、高台寺山国有林の経緯や林況、課題などについて説明を行いました。その後、林内を視察して頂きながら、カシノナガキクイムシ防除対策や「京都伝統文化の森推進協議会」による取組、山火事防止対策、「世界文化遺産貢献の森林」からの檜皮供給、室戸台風による風倒木被害からの復旧状況などについて説明を行いました。清水寺裏に下山後は、境内にある「清水の舞台」から高台寺山国有林を遠望して頂きました。参加者は一同に、清水寺境内と一体化した国有林の景観に感心している様子でした。

福田所長より当所概要と京都市周辺の国有林について紹介

「京都伝統文化の森推進協議会」の取組紹介

山火事防止対策について説明

その後、バスで銀閣寺の参道まで移動しました。銀閣寺の参道では、銀閣寺山国有林を眺めながら、福田所長より、「高島屋」ボランティアによるマツ復活イベントの開催、マツ林再生に向けた現地検討会の開催、NPO法人大文字保存会へのアカマツ伐倒木の提供など、同国有林におけるマツ林再生の取組について説明を行いました。銀閣寺の参道からは、昨年度、除伐・地掻きを行った箇所でのアカマツの生育ぶりも遠望することができ、参加者達は、マツ林再生に向けた取組の効果に感心している様子でした。
その後、再びバスにてJR京都駅に戻り、解散となりました。

なお、近畿中国森林管理局では、現在、来年度の「国有林モニター」の募集を行っております。ご興味のある方は、是非ご応募下さい。応募要項については、以下のサイトをご覧下さい。

http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-02/pres09_monit.pdf

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