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京都大阪森林管理事務所

第1回「琵琶湖・淀川流域の森づくり体験活動」を三府県と開催

2008年11月13日

活動報告

11月9日(日曜日)に、滋賀森林管理所管内の別所国有林他において、滋賀県、京都府、大阪府及び近畿中国森林管理局の共催により、第1回「琵琶湖・淀川流域の森づくり体験活動」を開催しました。滋賀県、京都府、大阪府及び近畿中国森林管理局では、平成17年に、「淀川流域3府県における民有林・国有林の森林環境の保全整備に関する覚書」を締結して、森林の整備・保全に向けた連携を進めています。

今回のイベントでは、三府県に在住する一般の方を対象として、森林の役割や人との関わりについて理解を深めて頂くため、三井寺の檜皮葺や国有林に設定した「檜皮の森」の見学、ヒノキ林の間伐体験などを行うこととしました。イベントには、一般から28名の参加者があるとともに、三府県及び近畿中国森林管理局のスタッフ14名が運営に当たりました。当所からは、福田所長と山田業務調整官がスタッフとして参加しました。

当日は、肌寒い曇り空の下、朝午前9時半に京阪石山阪本線の三井寺駅に集合した後、三井寺の境内で開会式を行いました。冒頭、主催者を代表して、滋賀森林管理署の寺田署長より開会の挨拶があった後、三井寺の滋野執事より、三井寺と森林との関わりや森林の適切な管理に向けた寺院・行政・市民相互の協力の重要性などについて講話がありました。更に、(社)全国社寺等屋根工事技術保存会の河村理事より、檜皮葺の現状や檜皮採取の方法などについて、写真や現物を交えつつ、詳細な説明がありました。

三井寺の滋野執事の講話

開会式終了後、小関峠越えの旧道を歩いて、間伐体験の会場に向かいました。途中、別所国有林内に設定した「檜皮の森」では、近畿中国森林管理局計画課の前田流域管理指導官より、森林管理局による檜皮供給の取組について説明を行いました。

檜皮供給の取組の説明

間伐体験の会場では、滋賀森林管理署の久保木係長より、間伐の意義を説明した上で、同署の山本流域管理調整官が伐倒作業のデモンストレーションを行いました。その後、6班に分かれて、各班1~2本程度の間伐作業を行いました。

伐倒作業のデモンストレーション

間伐体験の様子

昼食後は、本日のイベントを記念して、参加者全員により、ヤマザクラの苗木8本の記念植樹を行いました。最後に、大阪府の吉良課長補佐より閉会の挨拶があった後、現地で解散となりました。

ヤマザクラを記念植樹

参加者みんなで記念撮影

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