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京都大阪森林管理事務所

第21回箕面自然休養林部会を開催

2008年11月7日

活動報告

11月6日(木曜日)に、箕面市職員会館において、第21回箕面自然休養林部会を開催しました。

当日は、箕面国有林で活動する市民団体から11名、大阪府北部農と緑の総合事務所、箕面市公園みどり課、(独)森林総合研究所関西支所からそれぞれ1名ずつ、合計14名の委員に参加して頂きました。

会議では、まず、福田所長より、箕面自然休養林部会の「『レクリエーションの森』管理運営協議会」への移行に関して、前回の議論を踏まえて修正した「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の規約(案)等について説明を行いました。説明の後、若干の質疑を経て同規約(案)が承認され、来年度早々の協議会の立ち上げに向けて、更に準備を進めることとなりました。

会議の様子

次に、前回に引き続き、「清水谷ビジョン」の策定に向けて、森林総合研究所の奥主任研究員より、「箕面は昔どんな山だったのか」と題する発表が行われました。発表では、明治20年前後に陸軍が作成した地図の分析により、当時、箕面国有林の大部分はマツ林であったが、清水谷の奥の方は「ナラ・クヌギ林」であったことが分かる、このことからも、清水谷が周囲とは異なる特異な場所であることは間違いない等説明がありました。

続いて、福田所長より、これまで4回の会合における全委員からの発表内容を踏まえて作成した「『清水谷ビジョン』骨子(案)」について説明を行いました。同骨子(案)では、清水谷の概要、ビジョン策定の基本方針、森林の将来目標像と将来目標像を達成するために必要となる活動をとりまとめました。説明の後、若干の議論を経て、同骨子(案)が承認され、次回会合で、骨子(案)を踏まえて文章に起こしたものを提示することとしました。

更に、元山流域管理調整官より、勝尾寺林道への門扉設置、勝尾寺園地の整備計画、松くい虫被害木の伐倒駆除作業について、箕面森林環境保全ふれあいセンターより、箕面体験学習の森整備事業の進展状況について情報提供を行いました。

次回会合は、明年1月15日(木曜日)に開催する予定です。

※「箕面自然休養林部会」とは、「明治の森箕面国定公園保護管理運営協議会」の下部組織で、箕面自然休養林(国有林)を対象として、関係団体との連携により、協働的な取組を行うことを目的として設定されています。

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