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京都大阪森林管理事務所

京都大学の学生約60名が高台寺山国有林を視察

2008年10月15日

活動報告

10月14日(水曜日)に、京都大学農学部森林科学科の2回生59名(引率:松下幸司助教授)が「森林科学実習4」の一環として、高台寺山国有林の視察に訪れました。京都大学の学生実習については、これまで、鞍馬山国有林で受け入れてきましたが、今年度から、「京都伝統文化の森推進協議会」による主な活動フィールドとなっている高台寺山国有林で行うこととしました。

当日は、雨の降る中、東山山頂公園のあずまやにおいて、まず、福田所長から国有林の歴史、当所の管内概要、高台寺山国有林の概要、「京都伝統文化の森推進協議会」の活動状況、カシノナガキクイムシ対策などについて説明を行いました。

管内概要、高台寺山国有林の概要等を熱心に聞く学生

その後、元山流域管理調整官の案内により、高台寺山国有林の林内を視察して頂きました。林内では、元山調整官より、カシノナガキクイムシの被害箇所、防火施設の設置箇所、檜皮供給のための試験林、「京都伝統文化の森推進協議会」によるモニタリング調査箇所などにおいて、それぞれの具体的な取組内容を説明しました。

林内視察の様子

清水寺の境内に下山後、福田所長より、今回の見学を機に、国有林を散策や研究の場として積極的に使って頂きたい旨述べた上で、実習レポートの課題として、明治時代以降、マツ林からシイ林へと大きく姿を変えてきた高台寺山国有林の森林のあるべき姿について、景観保全や地域振興、木材生産などの様々な観点から論ずるよう課題を出しました。

高台寺山国有林を背景に記念撮影

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