ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 情報コーナー > 過去のinfomation・お知らせ > 京都女子大学と「遊々の森」協定を締結―「京女 鳥部の森」を設定―


ここから本文です。

京都大阪森林管理事務所

京都女子大学と「遊々の森」協定を締結―「京女 鳥部の森」を設定―

2008年10月8日

活動報告

10月7日(火曜日)に、京都女子大学において、京都女子大学・京都女子大学短期大学部と近畿中国森林管理局との間で、阿弥陀ヶ峯国有林を対象とする「遊々の森」協定の交換式を行いました。

「遊々の森」は、学校や教育委員会等と協定を締結することにより、国有林を森林環境教育の場として相手方に提供する制度で、平成14年度から始まり、昨年度末現在で、全国に139箇所、合計5,600haの「遊々の森」が設定されています。阿弥陀ヶ峰国有林は、京都女子大学のキャンパス(京都市東山区今熊野)に隣接していることから、今般、同大学と当所が「遊々の森」協定を締結することにより、同大学に森林環境教育の活動フィールドとして活用して頂くこととなりました。

当日は、京都女子大学より、土川眞夫学長のほか、芝原玄記同総務部長、土居幸雄同教務部長、高桑進教授、蒲生孝治教授、宮野純次教授の6名が、近畿中国森林管理局からは、朝比奈局長、福田所長、元山流域管理調整官の3名が出席しました。

締結式では、冒頭、福田所長より、協定締結の経緯や協定の概要について説明を行った後、土川眞夫京都女子大学学長と朝比奈清近畿中国森林管理局長の間で、「遊々の森」協定を交換しました。

「遊々の森」協定交換

続いて、協定締結者を代表して、朝比奈局長より、将来、教育や育児などを通じて子供たちと関わる機会の多い女子学生達に森林環境教育の場を提供できることをうれしく思う、国有林の活用により、是非、女子学生、ひいては子供たちに森林の素晴らしさを伝えて欲しい旨、土川学長より、京都女子大学では以前より、京都市左京区大原尾越の「京女の森」において森林環境教育に取り組んできたが、今回の協定締結により、国有林を活用しつつ、更に森林環境教育の活動を活発にしていきたい旨挨拶がありました。

更に、高桑同大学短期大学部教授より、今後の活動予定について説明がありました。

交換式終了後は、高桑教授の案内により、土川学長、朝比奈局長の参加による阿弥陀ヶ峰国有林の現地視察を行いました。参加者は阿弥陀ヶ峯国有林の生物多様性の高さに感心していました。

現地視察の様子

当所では、今回の協定締結を機に、京都女子大学における森林環境教育活動に対する協力を更に強化していく方針です。

森林管理局の案内

リンク集