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京都大阪森林管理事務所

「大阪府内国有林野等所在市町村長協議会」総会を開催

2008年9月3日

活動報告

9月1日(月曜日)に、KKRホテル大阪において、平成20年度「大阪府内国有林野等所在市町村長協議会」総会を開催しました。「大阪府内国有林野等所在市町村長協議会」は、大阪府内で国有林野及び官行造林地が所在する市町村と当所との連携を強化することを目的として、国有林野等の所在する5市町村の長と当所の所長によって構成されている協議会です。当日は、大阪府の西山森林課長と近畿中国森林管理局の橋爪企画調整室長に来賓として出席して頂くとともに、代表世話人である奥本務高槻市長をはじめとして、4つの市・村より6名が出席しました。

会議では、冒頭、代表世話人である奥本高槻市長より開会の挨拶があった後、大阪府の西山森林課長及び近畿中国森林管理局の橋爪企画調整室長より来賓挨拶がありました。

その後、奥本市長の議事進行により、事務局より、「平成19年度活動状況報告及び収支決算の承認」及び「平成20年度事業計画(案)の承認」について説明を行いました。審議の結果、両議案とも、提案通り採択されました。また、任期満了となる代表世話人及び監事について、事務局より、引き続き、代表世話人は高槻市長に、監事は箕面市長にお願いしてはどうかとの提案があり、了承されました。続けて、福田所長より、国有林野事業の改革に関する最近の動向について情報提供を行いました。

その後、意見交換として、大阪府内の国有林における最近の取組状況や間伐材の利用推進などについて質疑応答が行われました。

総会の様子

議事終了後、(独)森林総合研究所関西支所の奥主任研究員より、「森林の魅力をいかすレクリエーション計画」と題する講演会が行われました。講演の中では、1929年に東京帝国大学教授の田村剛が書いた「森林風景計畫」の文章を引用しつつ、森林レクリエーションの計画を立案する際には、マクロ(広域)、メソ(中間)、ミクロ(地点)のレベルに分けて考えることが重要である、里山、文化的景観、歴史的景観、地域森林景観など「地域らしさ」をどう活かすかも重要である、よく、「景観では食えない(収入にならない)」と言われることがあるが、優れた景観がなければ、地域の差異化を図ることもできない、「景観がなければ食えない」と考えるべきである等の話がありました。

講演の様子

最後に、福田所長より、国有林野事業では、これから組織と事業実行体制に大きな変革が行われる予定となっている、今後とも、本協議会の場等を通じて、情報提供に努めていきたい、関係市町村にはご迷惑をかけることがあるかもしれないが、引き続き、ご理解、ご協力を賜るよう、よろしくお願いしたい旨挨拶を述べて閉会しました。

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