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京都大阪森林管理事務所

「京都府内国有林野等所在市町村長協議会」総会を開催

2008年8月26日

活動報告

8月25日(月曜日)に、ルビノ京都堀川において、平成20年度「京都府内国有林野等所在市町村長協議会」総会を開催しました。「京都府内国有林野等所在市町村長協議会」は、京都府内で国有林野及び官行造林地が所在する市町と当所との連携を強化することを目的として、国有林野等の所在する15市町の長と当所の所長によって構成されている協議会です。当日は、京都府の小林林務課長と近畿中国森林管理局の山口計画課長に来賓として出席して頂くとともに、代表世話人である井上正嗣宮津市長をはじめとして、13の市町より13名が出席しました。

会議では、冒頭、代表世話人である井上宮津市長より開会の挨拶があった後、京都府の小林務課長及び近畿中国森林管理局の山口計画課長より来賓挨拶がありました。

続いて、井上市長の議事進行により、事務局より、「平成19年度活動状況報告及び収支決算の承認」及び「平成20年度事業計画(案)の承認」について説明を行いました。議論の結果、両議案とも、提案通り採択されました。

総会の様子

続いて、講演として、NPO法人大文字保存会の長谷川副理事長より、「『五山の送り火』における国有林との協力について」と題して、同会の共有林におけるアカマツの現状や銀閣寺山国有林からのアカマツ伐倒木の提供について講演が行われました。講演の中では、「燃料革命」により森林の日常的管理が行われなくなったため、共有林のアカマツ林が急速に衰退しつつあること、大文字保存会では、共有林においてアカマツ林の計画的な調査・整備を進めてきたこと、今年度より、京都大阪森林事務所の協力により銀閣寺国有林のアカマツ伐倒木を送り火の薪として活用することとしたこと、それでも、あと10年もすれば、アカマツの資源が枯渇するのは目に見えていることなどについて説明がありました。

講演の様子

最後に、福田所長より、国有林野事業では、これから組織と事業実行体制に大きな変革が行われる予定となっている、今後とも、本協議会の場等を通じて、情報提供に努めていきたい、各市長にはご迷惑をかけることがあるかもしれないが、引き続き、ご理解、ご協力を賜るよう、よろしくお願いしたい旨挨拶を述べて閉会しました。

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