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京都大阪森林管理事務所

第20回箕面自然休養林部会を開催

2008年8月25日

活動報告

平成20年8月21日(木曜日)
「レクリエーションの森」管理運営協議会への移行について活発な議論

8月21日(木曜日)に、箕面市職員会館において、第20回箕面自然休養林部会を開催しました。
当日は、箕面国有林で活動する市民団体から9名、大阪府北部農と緑の総合事務所、箕面市公園みどり課、(独)森林総合研究所関西支所からそれぞれ1名ずつ、合計12名の委員に参加して頂きました。

会議では、まず、福田所長より、箕面自然休養林部会の「『レクリエーションの森』管理運営協議会」への移行として、前回の議論を踏まえて作成した「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の規約(案)等について説明を行いました。説明に続いて、行政関係者の位置付けや関連事業との関係、委員候補者などについて、委員の間で積極的な議論が行われました。議論を踏まえて、今後、規約(案)の更なる改訂を進めることとしました。

次に、前回に引き続き、「清水谷ビジョン」の策定に向けて、各委員より、清水谷の将来目標像と具体的活動に関する提案について発表を行って頂きました。まず、「箕面の森観察会」の小西委員から、「清水谷への思い」として、清水谷の将来理想像は落葉樹の森であり、スギ、ヒノキの針葉樹林をかつての姿に復元させるべき、間伐や食害対策の実施、自然教室の開催が重要である等の発表がありました。
続いて、箕面市公園みどり課の桃山委員より、関連するイベントとして、来年3月に予定されている「山とみどりの市民イベント」について紹介が行われました。

会議の様子

最後に、大阪府農と緑の総合事務所の小林委員より、「清水谷ビジョンに期待する」として、清水谷は「昆虫採集のメッカ」としての生物多様性の高さと暖帯と温帯の植物がモザイク的に分布する特異な植物分布に特徴がある、森林の将来目標像としては、複層林、針広混交林などの森林の構造のみならず、どのようなニーズを踏まえて、どのような機能を有する森林とするのか、どのような利用システムを構築するのかについても議論すべき等の発表が行われました。

次回会合は、10月30日(木曜日)に開催する予定です。

※「箕面自然休養林部会」とは、「明治の森箕面国定公園保護管理運営協議会」の下部組織で、箕面自然休養林(国有林)を対象として、関係団体との連携により、協働的な取組を行うことを目的として設定されています。

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