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京都大阪森林管理事務所

「檜皮採取初級研修」への講師派遣

2008年8月25日

活動報告

8月18日(月曜日)に、伝統的な建造物に用いられる、檜皮葺きの技術者および檜皮葺の原料となるヒノキの皮を採取する技術者(原皮師(もとかわし))の養成を目的とした「檜皮採取初級養成研修」に元山流域管理調整官と山田業務調整官の2名を講師として派遣しました。

この研修は、(社)全国社寺等屋根工事技術保存会が実施しているもので、毎年、会に加盟する工務店等の若手職員を対象に実施されています。
研修では、まず山田業務調整官より、管内国有林の概要説明、当所の特徴的な取組、安全対策について講義を行いました。続いて元山流域管理調整官より、森林地図の見方(実習含)、空中写真の活用法について講義を行いました。

立体視を体験

講義の様子

実習では、高台寺山国有林において、地図と実際の地形を比較しながら、等高線による地形表現を確認しました。また、周辺の特徴的な地形を地図上で読み取り、自分の位置を地図上で確認する方法についても学びました。
今後、研修生は、約1ヶ月間にわたって、技術的な研修を受講することとなっています。

※近畿中国森林管理局では、国宝・重要文化財等の伝統的建築物を後世に伝えていくため、修復資材であるケヤキ、クスノキなどの大径材を育成する「文化財継承林」を約100ha、檜皮の採取を目的とした「檜皮採取対象林」を約300haを設定しています。当所管内では、「文化財継承林」として7.49ha、「檜皮採取対象林」として、11.57haを設定しています。

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