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京都大阪森林管理事務所

平成20年度「京都伝統文化の森推進協議会」総会及び支援協定締結式を開催

2008年8月18日

活動報告

協議会と「サポーター」4団体が支援協定を締結。

8月11日(月曜日)に、ホテルルビノ京都堀川において、平成20年度の「京都伝統文化の森推進協議会」総会及び支援協定締結式が開催されました。「京都伝統文化の森推進協議会」は、京都東山の国有林(約190ha)を対象として、広範な関係者の参加を通じて、東山国有林の文化的価値につき情報発信を行うとともに、外部資金の導入を図りつつ、森林整備・景観対策を実施することを目的として、昨年末に設立されました。

総会及び支援協定締結式には、協議会の顧問である門川大作京都市長、朝比奈清近畿中国森林管理局長(代理:古井繁男同総務部長)をはじめとして、山折哲雄会長ほか16名の委員が出席しました。当事務所からは、福田所長が「相談役」として出席しました。

総会では、まず、山折会長より開会の挨拶があった後、来賓を代表して、古井総務部長より、国有林野事業では、国有林を国民に開かれた「国民の森林」とすべく、様々な関係者との連携を進めている、「京都伝統文化の森推進協議会」は、東山の国有林を舞台として、地域の皆様の主体的な参加により、森林の整備と森林の有する文化的価値の発信を進めて頂く取組であり、「国民の森林・国有林」という理念を実現するためにも、誠に有意義なものであると考えている、本日の総会後には、「支援協定締結式」として、協議会に対して継続的な支援を提供することを表明した団体と協議会との間で協定を締結すると聞いている、この支援協定は、国有林野事業の「『レクリエーションの森』サポーター制度」に基づくものであり、今回の協定締結は全国でも3番目で、極めて先進的な取組であると考えている、今回の協定締結を契機として、「京都伝統文化の森推進協議会」の活動が更に活発なものとなることを期待する旨挨拶を述べました。

続いて、山折会長の議事進行により、「平成19年度事業実績報告及び収支決算報告」ほか5つの議題について審議が行われ、審議の結果、いずれも、原案通り採択されました。

総会の様子

総会終了後は、「支援協定締結式」として、まず、門川大作京都市長より、京都は東山などの森林があってこそ引き立つ街並みである、これまで国有林は勝手に入ってはいけない場所と思われてきたが、既存の制度をうまく活用することにより、多くの関係者が力を合わせて森づくりに取り組む仕組みができたことは素晴らしい、今回、京都市長として、「支援協定締結式」に立ち会うことができることを誇りに思う、今後、国有林での活動を核として、民有林にも同様の活動が広がることを期待している旨の挨拶がありました。

支援協定締結式の様子

続いて、門川京都市長及び古井総務部長の立会の下、山折会長と協議会へ継続的に財政支援を提供することを表明した「サポーター」4団体(青蓮院門跡(東伏見門主)、清水寺(大西執事長)、高台寺(真神執事)及び祇園商店街振興組合(北村理事長))との間で、「『レクリエーションの森』の整備・管理及び活用に関する支援協定」の署名(左写真)が行われました。

更に、山折会長より、協議会の各種活動に参加する「活動協力団体」10団体(粟田自治連合会、弥榮自治連合会、清水自治会連合会、修道自治連合会、清水寺門前会、東山保勝会、ハイアットリージェンシー京都、ウェスティン都ホテル京都、京都室町ライオンズクラブ及びドットカム京都24霊友会青年部)に対して、「活動協力団体登録証」の授与が行われました。

当所では、今後とも、京都市と連携しつつ、「京都伝統文化の森推進協議会」の活動を支援していく方針です。

「サポーター」及び「活動協力団体」との記念撮影
(前列中央が山折会長、前列左端が古井総務部長)

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