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京都大阪森林管理事務所

第19回箕面自然休養林部会を開催

2008年6月20日

活動報告

平成20年6月19日(木曜日)
「清水谷ビジョン」策定に向けて委員から発表(箕面市役所にて)

6月19日(木曜日)に箕面市役所において、第19回箕面自然休養林部会を開催しました。
当日は、箕面国有林で活動する市民団体から8名、箕面市公園みどり課、(独)森林総合研究所関西支所からそれぞれ1名ずつ、合計10名の委員に参加して頂きました。

会議では、まず、福田所長より開会の挨拶を述べた上で、箕面自然休養林部会の「『レクリエーションの森』管理運営協議会」への移行について説明を行いました。現在、箕面自然休養林部会は、「明治の森箕面国定公園保護管理運営協議会」の下部組織として位置づけられていますが、今後、国有林の「レクリエーションの森」制度に基づいて、外部資金を導入していくためには、国有林独自の協議会を設置することが必要となるため、今回、「『レクリエーションの森』管理運営協議会」への移行を提案したものです。委員の方々にはご理解頂くことが出来、今年度中の移行を目途に準備を進めていくこととなりました。

次に、前回の会合に引き続き、「清水谷ビジョン」の策定に向けて、各委員より、清水谷の将来目標像と具体的活動に関する提案について発表を行って頂きました。まず、清水谷を守る会の佐中委員から、「清水谷をまもる会の提言」として、シカやイノシシによる食害から貴重な植物を守るため、清水谷全域の外周にネットを設置すべきである等の発表がありました。続いて、箕面観光ボランティアガイド代表幹事の唐木委員から、「清水谷ヴィジョンについて」として、箕面の山の将来像につき、春夏秋冬の自然を体感できたり、訪れる人に癒しを感じさせたり、また訪れたいと思うような期待の持てる様な場所にして欲しい旨の発表がありました。最後に、箕面こう楽会代表の鎌谷委員から、「清水谷の生物多様性」として、清水谷は、能勢盆地に近いことから、気温が冷涼であり、もともとは落葉広葉樹林であったと考えられる、今後、落葉広葉樹林を回復するような活動を進めるべきである旨の発表がありました。その後、質疑応答を経て、清水谷の将来ビジョンについて活発な議論が交わされました。

会議の様子

次回会合は、8月21日(木曜日)に開催する予定です。

※「箕面自然休養林部会」とは、「明治の森箕面国定公園保護管理運営協議会」の下部組織で、箕面自然休養林(国有林)を対象として、関係団体との連携により、協働的な取組を行うことを目的として設定されています。

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