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京都大阪森林管理事務所

2010年5月14日

東アジア諸国の若手研究者が京都東山の国有林を視察

 5月14日(金曜日)に、(独)日本学術振興会(JSPS)による「若手研究者交流支援事業」の一環として、名古屋大学の招聘により来日した、東アジア諸国の若手研究者が京都東山の国有林の視察に訪れました。
 この「若手研究者交流支援事業」は、平成19年にフィリピンで開催された第2回東アジア首脳会議において、安倍内閣総理大臣(当時)が発表した青少年交流計画に基づき、若手研究者の交流を通じて、東アジア諸国との地域協力の実現を目指すことを目的としています。
 今回、名古屋大学では、JSPSからの委託を受けて、5月9日から22日にかけて、8ヶ国の拠点大学から若手研究者14名を招聘しました。若手研究者は、訪日中、名古屋大学でのセミナーに参加するとともに、トヨタ自動車、廃棄物処理施設などの現地視察を行い、現地視察の一環として、当所管内にお越し頂くこととなりました。
 当日は、まず、所内にて、福田所長より、当所の管内概要と最近の主な取組について説明を行いました。参加者からは、地元関係者による国有林の管理経営への関与のあり方やカシノナガキクイムシによる被害の拡大などについて熱心な質問がありました。
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福田所長より管内概要を説明

 続いて、高台寺山国有林に移動した後、福田所長の案内により、東山山頂公園から清水寺まで高台寺山国有林の林内を視察して頂きました。福田所長からは、林内を1時間半ほど歩きながら、高台寺山国有林の歴史的変遷やカシノナガキクイムシの被害対策、「京都伝統文化の森推進協議会」による活動などのトピックについて紹介を行いました。参加者達は、自国とは全く違う森林の状態に感心しながら、終始熱心に説明を聞いていました。清水寺到着後、参加者達は、清水寺の背後に立派な国有林があることに驚きの声を上げていました。

 

将軍塚展望台 画像042

高台寺山国有林の林内視察

記念写真

清水寺で記念撮影

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