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京都大阪森林管理事務所

嵐山国有林で京都市立嵯峨小学校の森林環境教育を実施

2010年2月15日

イベントレポート21-11

 

2月5日(金曜日)に、京都市立嵯峨小学校及び嵐山国有林において、5年生の3クラス99名を対象に森林環境教育を実施しました。今回の森林環境教育では、こどもたちに「森林のはたらき」の説明を行うとともに、嵐山国有林の散策を行いました。
森林環境教育には、当所から、髙山流域管理調整官、香呂指導普及主幹及び八田東山森林官の3名が指導に当たりました。また、地元の嵐山保勝会から、田中専務理事と磯橋副会長が同行しました。

 
当日は、はじめに、小学校の視聴覚室において、髙山流域管理調整官から開会の挨拶を述べたあと、香呂指導普及主幹から、パワーポイントを使って、「森林のはたらき」について説明を行いました。説明では、地球温暖化防止における森林の役割、嵐山国有林での森林保全の取組などについて紹介を行いました。
質疑応答では、こどもたちから、森林のはたらきや国語の授業で学んでいる「わたしたちの生活と森林」について、たくさんの質問があり、髙山流域管理調整官から分かりやすく回答しました。

 
午後からは、嵐山国有林の散策を行いました。林内では、嵐山のような急傾斜地では、根を張って山崩れを防ぐ樹木でなければ森林がつくれないこと、樹木には、スギのように栄養のある土を好む木やマツのようにやせ地に強い木があることなどを学びました。

嵯峨小森林教室1 嵯峨小森林教室2

嵐山国有林の散策の様子

また、嵐山保勝会の田中専務理事からは、「昔の嵐山の景観を取り戻すために、大人になった時には、一緒に頑張りましょう」との話がありました。

学校に戻った後、担任の先生とこどもたちから、スタッフに対してお礼のあいさつがありました。先生からは、今日学んだことを振り返り、地球温暖化防止について私たちが出来ることを、家庭でも考えてみましょうとのお話がありました。
こどもたちは、一日の学習を通して、自然の厳しさと大きさを実際に目で見て、手で触れたことにより、森林に興味を持ち始めたようでした。こどもたちには、これからも、現地での体験を通じて、森林の大切さを学んでほしいと思いました。

嵐山保勝会嵯峨小

嵐山保勝会の田中専務理事のお話しの様子

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