ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 情報コーナー > 過去のinfomation・お知らせ > 遊々の森「きぬかけの森」で巣箱はずしを体験
2010年2月8日
イベントレポート22-10
2月5日(金曜日)に、衣笠山国有林「きぬかけの森」において、京都森林インストラクター会の主催により、金閣小学校4年生を対象とする森林体験学習が開催されました。今回の体験学習では、昨年3月に取り付けた巣箱の取りはずし作業を行いました。当所からは、片山上席調整官と坪倉上賀茂森林官の2名が協力に当たりました。
当日は、まず、金閣小学校の体育館において、片山上席調整官より開会の挨拶を述べた後、京都森林インストラクター会の講師から野鳥の役割、巣箱の結果報告、衣笠山の野生動物、衣笠山の人と森との役割などについて説明が行われました。
![]() |
![]() |
開会の挨拶の様子 |
森林インストラクターの説明を聞く様子 |
続いて、衣笠山では、坪倉上賀茂森林官からのヒノキ人工林に関する説明を皮切りに、各講師から、シイの森、コナラの森、マツ林、「けもの道」などについての説明を聞きながら林内を散策しました。
ヒノキ人工林に関する説明をする坪倉上賀茂森林官
巣箱の取りはずしでは、班毎に、一年前に設置した巣箱をはずして、学校に持ち帰りました。巣箱には、蜂の巣、鳥のフン、クモ類が入っているものもあり、ふたを開ける度に児童達の歓声が森の中に響いていました。
最後に、京都森林インストラクター会を始めとするスタッフに対して、生徒代表から、1年間にわたる森林環境教育に対する感謝の言葉が述べられるとともに、感謝の意を込めて、参加した生徒全員によるリコーダーの演奏会が行われました。
巣箱の取りはずしの様子
※衣笠山国有林は、京都大阪森林管理事務所と金閣小学校が森林環境教育活動への利用を目的として協定を締結した「遊々の森」で、京都森林インストラクター会に活動の指導が委嘱されています。
京都大阪森林管理事務所
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375