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更新日:2014年9月24日
平成26年9月2日(火曜日)~9月5日(金曜日)の4日間、「行き方探求 チャレンジ体験」(職場体験活動を通して、自らを見つめ、生き方について考えを深めながら自ら学ぶ力(生きる力)を育む取組)として、京都市立蜂ヶ岡中学校の2年生男子生徒3名を受け入れ、職場体験を実施しました。
初日は植田森林技術指導官から日本の森林の現況、京都大阪森林管理事務所管内の国有林の概要、体験日程等についての説明を受け、安部総括森林整備官から地図の見方、自分たちの中学校に近い嵯峨嵐山辺りの空中写真の反射実体鏡を用いた見方を教わった後、現場に出発しました。
この日は、京都市の東に位置する安祥寺山国有林において間伐のための収穫調査体験をするため、まずポケットコンパスと巻尺を使っての測量、輪尺を使っての立木の胸高直径の計測と間伐木の選木のためのテープ巻き、番号付け、そして間伐木を鋸で伐る体験をしました。ポケットコンパスを水平に据えることや間伐木の選定が難しかったようですが、どうしてこの木を伐採するのかなど色々考えながらの一日目の体験となりました。
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ポケットコンパスで測量体験 | 斜面での立木の直径の計測 | 図面と野帳にデーターを記入 |
二日目は、京都市の北西に位置する月ノ輪国有林に向かい、松くい虫被害調査を行いました。山道を登りながら、見つけた被害木の位置をGPSで確認した後、テープ巻き、番号付け、胸高直径・樹高測定を行い、その都度図面と野帳に記入しました。なかでもマツの樹高測定は木が高く難しかったようです。標高645mにある月ノ輪寺まで調査しながら登ると、昼食となりました。あいにくの曇り空でしたが、桂川が蛇行している姿や京都タワーを見つけて喜んでいました。
また、下山途中にはマツの間伐体験をしました。鋸で木を伐り倒すのはしんどいけれど、達成感があり楽しかったようです。その後は麓まで再び下りました。森林官に続いてすいすい歩く中学生はさすが身が軽い!
三日目は上賀茂神社の北方向に位置する神山国有林で土のうづくりに挑戦しました。これは最近多発する豪雨による土砂災害について中学生にも考えてもらおうと治山グループが発案しました。土のう袋にシャベルで土を入れ、完成した土のうは一輪車でバランスをとりながら運んでは並べていきます。しんどいが楽しかったという感想がありました。
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土のうづくり | 一輪車で土のうを運ぶ | 境界標の確認 |
最終日は午前中に清水寺の借景で知られる高台寺山国有林へ行きました。まずは自分たちで地図とGPSを使って国有林の境界標を探し出し、様態を確認する検測業務を行いました。続いて、京都一周トレイル沿いの樹木に樹名板を立てる作業を行いました。残念ながらこの日は小雨模様のあいにくの天気ではありましたが、みんな頑張ってくれました。
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「水源の森」ジオラマづくり |
午後は、今夏当所のイベントでも行った「水源の森」ジオラマづくりをしました。始める前に植田森林技術指導官から保安林全般及び水源かん養保安林について説明した後、自分なりの水源の森のイメージを想い描くことから取り組んでもらいました。材料の選び方、作業の仕方などに個性が表れ、それぞれの水源の森が出来上がりました。
当所を希望して来てくれた生徒たちは、毎日決められた時間に来て挨拶をしてくれ、任された仕事はしっかりこなしていました。終了後のアンケートで各体験の感想を聞いたところ、一番多かったのが「.楽しかった」、次いで「しんどかったけれど達成感を感じた」でした。この結果から、生徒たちが今までやったことのない作業に真剣に取り組んでくれたことが伺われ、嬉しく思います。ぜひ、将来の職業選択や仕事で、今回の体験を生かしていただきたいと思います。
京都大阪森林管理事務所
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