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更新日:2014年5月29日

オムロン(株)京都事務所が森林整備体験活動を実施

  5月17日(土曜日)に、京都市右京区嵯峨の長刀坂国有林において、オムロン(株)京都事業所、オムロン労働組合京都支部、(公社)京都モデルフォレスト協会の主催による森林整備体験活動「みんなで再生しようアカマツ林」が開催されました。

 この活動は、2009年4月の当所と(公社)京都モデルフォレスト協会との「ふれあいの森」協定の締結を踏まえ、オムロン(株)、オムロン労働組合京都支部、京都府、(公社)京都モデルフォレスト協会の4者による「森林の利用保全に関する協定」の下、連携してアカマツ林の再生や野鳥の森づくりに取り組んでいるものです。オムロン(株)の社名が「御室(おむろ)」と呼ばれる仁和寺の近隣で創業されたことに由来することから、仁和寺に程近い長刀坂国有林での森林整備活動に協力していただいています。

 当日は、オムロン(株)京都事業所の社員とその家族38名(大人31名、子ども7名)の参加があり、スタッフとして(公社)京都モデルフォレスト協会から1名、京都府京都林務事務所から1名、技術指導として当所から植田森林技術指導官、此村首席森林官、榎谷治山係員の3名が参加しました。

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      作業内容等についての説明

 長刀坂国有林の麓にある後宇多天皇陵前に集合し、スタッフから今回の森林整備活動の目的や作業内容の説明を受けた後、歩道を15分程登り、作業地に到着しました。

 参加者は4班に分かれ、各班のリーダーから、今回の作業である除伐(※目的樹種の生育を阻害する他の樹種を除去する作業)の方法と作業時の注意点について説明を受けた後、それぞれの作業地に分かれ、ノコギリと剪定バサミを使ってのアカマツの生育を阻害している低木の除伐に取り掛かりました。

 

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          ノコギリや剪定バサミを使って低木の伐採をする参加者

 

 この日は、快晴で時折さわやかな風も吹いている絶好の日和で、リピーターや初めての参加者は、楽しそうに、そして気持ちよさそうに作業されているのが印象的でした。明るくなった森からは西南方向に大沢池から小倉山を望むことが出来、達成感とともに心地よい疲労感を味わえたようです。また、林野庁後援の映画「WOOD JOB!(ウッジョブ!)」の掛け声により作業地での集合記念写真を撮影するなど、嬉しい場面にも出会えました。

 下山後は、みんなで、ヘルメットやノコギリ、剪定バサミなど道具を手入れして閉会しました。

オムロン4
                                                           WOOD  JOB !(ウッジョブ !)

 森林の再生は、なかなかすぐに結果は出せないけれど、森林整備活動を継続していくことが大切であることをキラリと光る大粒の汗とともに肌で感じることが出来た1日でした。

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