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岩手南部森林管理署 遠野支署

国有林の見所8月

8月の国有林

薬師国有林早池峰山遠望(8月上旬)

遠野は盆地であるため夏は非常に暑い。しかし、ここは800m以上あり、高原の中を走ると涼しくて気持ちがよい。スポーツ選手の準高地トレーニングにはどうだろうか。
撮影地の荒川高原は民有地である。大規模林道は荒川牧場の中を通っている。各地で反対運動が起こっている大規模林道であるが、ここ北上高地では畜産、林業振興にとって期待される道路である。

上附第一国有林大黒森(8月中旬)

過去は馬の数が人口より多かったといわれる遠野であるが、その馬もかなり減っている。今でも馬の放牧がみられる。荒川高原から8kmほどいった国有林には、馬放場という地名があり、馬の放牧跡地が残っている。
正面の大黒森はちょうど裏側が国有林で見えているのは民有林である。この地区は川井村との境に近いが日本鹿がここでも見られるようになった。

東恩徳国有林遠野ヒノキ(8月下旬)

人工ヒノキの北限として有名である。かつて琴畑流域は一面ヒノキの林であったというが、現在では保護樹帯と一部の造林地にしか残されていない。
明治34年から始まった特別経営造林事業で大正元年までに2,200haのヒノキ、カラマツの造林を行っている。造林に功績のあった「沖館鶴蔵氏」の顕彰碑は下流の栃内にある。
太さは20~30cmほどであるが樹齢100年になる。

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