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岩手南部森林管理署 遠野支署

国有林の見所3月

3月の国有林

笛吹国有林遠野ヒノキ(3月上旬)

遠野の国有林は6割が人工林であり、その最も古いのが遠野ヒノキである。春雪をかぶったヒノキは白と黒のコントラストを見せてくれる。
人工林は伐期になると伐られ、また、植林が行われる循環林であるが、この地域は早池峰山と五葉山の保護林をつなぐ緑のコリドーとなった。動植物の生態系を守るための施業が行われることとなる。

大開山国有林片岩(3月上旬)

国道283号線を釜石方面に行くと仙人トンネル手前に見えてくる。仙人地区は鉱山で有名であるが、急峻な岩場の多いことでも有名である。石灰岩質のためいたるところに洞窟や深い穴があいている。
横山博士がウサギコウモリのお産が洞穴で行われているのを発見したのもこの地区である。(それまでは樹洞で行われると考えられていた。)

笛吹国有林不動明王(3月上旬)

鳥居をくぐると遙か下の不動沢に滝が見える。その滝を祭ったものといわれている。
3月ともなると雪解けの兆しがあり、川の水量も増えてくる。深く切れ落ちた沢と原生林の中から滝の音が響いてきる。春が近いのを感じるころである。

笛吹国有林不動沢(3月中旬)

上の鳥居の横から不動沢の滝を見たもの。黒い縦筋のところが滝である。平成14年は雪が多いせいか滝が見えてこない。

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