ナラ枯れ被害対策の連携強化に関する協定締結

岩手県県南広域振興局（遠藤達雄局長）と当署は、両者が連携してナラ枯れ被害の防止対策を推進することで、県南地方の森林資源の保全と森林機能の維持・増進を図ることを目的として「ナラ枯れ被害対策連携強化に関する協定」を締結しました。

趣旨

協定事項

• ナラ枯れ被害を早期発見するため、連携して監視を強化する。
• ナラ枯れ被害が疑われる枯死木等を発見した場合、互いに情報を提供する。
• 「ナラ枯れ被害通報協力員」による通報があった場合、速やかに現地を調査し、その結果を共有する。
• ナラ枯れ被害を確認した場合、関係機関と連携して必要な対策を講じる。
• ナラ枯れ被害に関する情報交換等を定期的に実施する。

協定期間

• 平成25年7月31日～平成27年10月31日

協定締結式 

ナラ枯れ被害通報協力員

• 行政機関だけの力では広大な森林でのナラ枯れ被害木の早期発見が難しくなることから、一般の方々に被害木の通報協力員として協力いただく制度。
• 管内8市町村（遠野支署管内含む）から森林組合等の67人を登録。
• 県南広域振興局長より登録証、帽子、車両用ステッカーを交付。

ナラ枯れ被害通報協力員登録証交付式

 第1回ナラ枯れ被害対策セミナー

1. ナラ枯れ被害の現状と予防対策について：岩手県農林水産部森林整備課 整備課長 赤澤 由明 氏
2. ナラ枯れ防除対策としての更新伐の促進について：県南広域振興局林務部 林業振興課長 鈴木 清人氏
3. 更新伐の取組事例について：新北菱林産(株)  常務取締役 今堀 悟朗 氏

ナラ枯れとは